冷奴は茹でると美味しくなるの?茹でて冷やす理由とは?

冷奴は豆腐をパックから出すだけの超簡単メニューともいえますが、ひと手間かければぐっと美味しくなります。

薬味やタレにこだわるのはもちろんですが、時間に余裕がある時はお豆腐を一度茹でてから冷やすと、味わいや食感がワンランク上になります。

これは私も試したことがありますが、大豆のうまみが濃く感じられて、食感がプルン!となったのを覚えています。

豆腐を加熱することによって水分が抜けてうまみが凝縮され、水っぽさがなくなるので口当たりも変わってきます。


熱湯で1分茹でて、すぐに氷水で冷やすことでさらに水気が抜けやすくなります。

もちろん茹でる手順なしでも冷奴を美味しく食べられますので、時間のある時には是非試してみて下さいね。

本文ではもう少し詳しく、冷奴を茹でて美味しく食べる手順を紹介していきます。



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冷奴作りで豆腐を茹でるとどうなるの?

※水分が抜けてうまみが凝縮する

冷奴は、お豆腐をパックから出して水気を切るだけなので、あと1品欲しい時に便利ですよね。

レシピ要らずの簡単メニューですが、実はお湯で茹でる「ひと手間」を加えるとぐっと美味しくなります

何故お豆腐を茹でると美味しくなるんでしょうか?

お豆腐を茹でると、内部の水分が抜けることでうまみが凝縮され、大豆の濃厚さが感じられます。



※食感が変わる

また、水分が抜けることによって弾力が出てきます。

水っぽさがなくなって、プルンとした口当たりにもっちりとした食感が加わり、より美味しくなります。

さらに水分が抜けることでタレが絡みやすくなるので、良いことづくめです。

これらのことから、冷奴を作る時に茹でる手間を加えるのは理にかなっているのです。



※レンジでも出来る?

お湯を沸かすのは面倒くさい!レンジでは出来ないの?と思われるかも知れません。

実はレンジで加熱することで水切りも可能です。

お豆腐をキッチンペーパーでしっかり包み、深さのある器に入れてレンジで2分ほど加熱します。

加熱し過ぎると「す」が出来ることがあるので、温め過ぎに注意です。

電子レンジの機種によっても変わってくるので、途中で様子を見ながら調整してくださいね。

意外に水が出るので、器にはある程度の深さがあると良いでしょう。



茹でた豆腐は冷やすのが良い?

鍋で茹でる、またはレンジで加熱する方法で水分を抜いたお豆腐ですが、そのままだと冷奴でなく「温豆腐」ですよね。

実は、冷奴を食べる際の美味しい温度は「10~12℃」です。

冷蔵庫から出したばかりでも美味しさは感じますが、あまり冷たいとお豆腐そのもののうまみを感じにくくなるのも確かなので、適切な温度で食べることも大切です。

お豆腐を加熱して水を抜いたら、すぐに冷やします。

でもせっかく水気を抜いたのに、また水に入れると水分を吸ってしまうのでは?と思ってしまいそうですが、手早く氷水等で冷やすことでより水分が抜けやすくなります。

冷やし過ぎない程度に引き上げて、盛り付けましょう。

お豆腐の余分な水分が抜けて、甘みや濃厚さが際立ち、さらにタレも絡みやすい美味しい冷奴になります。



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冷奴を茹でると美味しくなる?【まとめ】

お豆腐を冷蔵庫から出して、水気をパッと切って盛り付けるだけの冷奴ももちろん美味しいですが、ひと手間加えることでもっと美味しくなります。

お湯で1分間茹でる、またはキッチンペーパーに包んでレンジで2分ほど温めることで、お豆腐の水分をかなり抜けます。

余分な水分が抜けることで、お豆腐そのものの豆のうまみや甘さが際立ち、さらに調味料も絡みやすくなります。

お豆腐を茹でたら、すぐに氷水にさらして冷やし、手早く引き上げます。

水にさらすことで、より水気が抜けやすくなるのと、適切な温度に冷やせます。

もちろん、時間のない時にはパックから出してそのまま冷奴にしても十分美味しいですが、ちょっと時間に余裕のある時は、是非「茹でる」手順をプラスしてみてはいかがでしょうか。

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