おにぎりを前日の夜に作るのはアリ?お弁当にする場合の保存方法は?

お弁当用のおにぎりを前日の夜に作るという話もよく聞きます。

遠足や運動会など、朝早く起きてお弁当を作らなければならない時に寝坊なんて絶対できないですし、かといって朝が弱いママには前日の夜のうちに作れるかどうかは鍵になります。

お弁当でなくとも、早番出勤などで朝ごはん用におにぎりを作り置くこともあるかも知れません。


それでも、特に夏場などはおにぎりの作り置きは衛生面で不安ですよね。

冷蔵や冷凍で保存しておけば問題はありませんが、温めて食べた方が安全です。

この記事では、おにぎりを前日の夜のうちに作った場合の正しい保存法や食べ方について紹介していきたいと思います。

手間は最小限で、美味しく安全におにぎりを食べたい方の参考になればうれしいです。



スポンサーリンク



おにぎりは前日の夜に作る?

※遠足や運動会の行事に

遠足や運動会など、行事の時はお弁当もちょっと豪華にしたいですが、朝出る時間も早かったりしますよね。

おかずを何品も作った上におにぎりも……となるとなかなかの負担です。

普段のお弁当や、朝ごはん用に作り置きをしておく必要もあるかも知れません。

出来ることは前日の夜にしておきたいですが、おにぎりは前日の夜に作っても大丈夫なのでしょうか?

結論から言うとOKではありますが、気を付ける点がいくつかあるので次の項で詳しく触れますね。



※ここに気を付けよう!

おにぎりを前日の夜に作る場合は、素手ではなく必ずラップで握ることが重要です。

いくら気を付けて手を洗っても、手には常在菌がついているので素手でおにぎりを握ると菌が移って繁殖してしまいます。

ラップで握るのと同時に、具材にも注意が必要です。

ツナマヨ、エビマヨなど水分の多い具材や、明太子やたらこなどの生ものは避け、梅干しや昆布など味の濃い保存性の高い具材がおすすめです。

具を入れる時には素手で扱わず、必ずお箸を使いましょう。



おにぎりの前日の夜に作り置きは大丈夫?

※冷蔵庫、冷凍庫に入れておく

おにぎりを前日の夜に作り置きした場合は、食べるまで適切に保存する必要があります。

菌の繁殖に適した20~40℃だと菌が爆発的に増えるため、夏場はもちろん冬場でも暖房を使う部屋での常温保存は危険です。

作り置きしたおにぎりは、必ず冷蔵庫または冷凍庫で保存します。

冷蔵庫のチルド室など温度の低いエリアに入れるとご飯がパサつく原因になるので、野菜室に入れた方がご飯の劣化が防げますよ。



※作り置きおにぎりをお弁当にする場合

作り置きのおにぎりをお弁当にする場合は、食べるまでの時間が長くなります。夜10時に作ったとしても12時間をゆうに超えるので、冷蔵や冷凍保存が必須です。

朝にお弁当を詰める時には、一度電子レンジで温めた後に粗熱を取ってから詰めます。

冷凍保存した場合は自然解凍をすると菌が繁殖しやすいので、レンジで解凍+あたためをします。
海苔を巻く場合は前日のうちには巻かず、朝に詰める時または別添えにして食べる直前に巻きましょう。



※朝ごはんとして食べる場合

朝ごはんとしておにぎりを食べる場合も、お弁当のおにぎりと扱いは一緒です。

食べるまでの時間は短いですが、夏場は特に注意が必要です。

朝、おにぎりを冷蔵庫または冷凍庫から取り出して電子レンジで加熱し、海苔を巻いて食べます。

時間に余裕がある時は焼きおにぎりや、お茶漬けにしても美味しいですよ。


スポンサーリンク




おにぎりを前日の夜に作るのはあり?【まとめ】

おにぎりはお弁当の定番で、運動会や遠足にもってこいですよね。

しかし行事の日のお弁当はおかずも手の込んだものが必要になりますし、朝が早いことも多いです。

朝早く起きて準備をするのは大変なので、前日の夜のうちに少しでも作り置き出来たら良いですよね。おにぎりを前日の夜に作っておくだけでも手間が違います。

同時に衛生的に大丈夫なのか不安にもなりますが、適切な作り方と保存方法を守ることで安全に美味しく食べることが可能です。

おにぎりは必ずラップで握り、具材は保存性の良いものを選びます。できれば海苔は別添えにします。

作ったおにぎりは常温保存せず、冷蔵または冷凍保存し、翌朝に電子レンジで加熱することでより安全に食べられます。

忙しい朝の手間を減らすためにも、おにぎりの正しい作り置きがおすすめです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA