茶碗蒸しは日持ちする?冷蔵・冷凍の保存方法を詳しく解説!

茶碗蒸しはランチの和定食に付いてくると、ちょっと豪華になったようで嬉しいものです。

市販品も多く売られていますが、手作りするとより美味しいですよね。そうは言っても一人分や二人分だけ作るのもちょっと面倒です。

茶碗蒸しを多めに作り置きして、保存しておくのは出来るのでしょうか?


家庭で作った茶碗蒸しは日持ちがしません。保存する場合は、作った当日から翌日までは冷蔵、それ以上になると冷凍で保存することになります。

いずれにしても卵は傷みやすい食品なので、保存方法には注意する必要があります。

本文では、茶碗蒸しを保存する場合の温度やコツについて詳しく解説していきます。
是非最後までお付き合いください。



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茶碗蒸しは日持ちする?どうやって保存する?

常温保存はNG

茶碗蒸しを作ったら、常温で保存しておくことは出来ません。卵は傷みやすい食品で、加熱したとしても常温ではすぐに雑菌が繁殖して悪くなってしまいます。

あくまで「なまもの」と同じ扱いにする必要があります

常温で販売されている既製品の茶碗蒸し以外は、絶対に常温で保存しないようにしましょう。

作ったらすぐ食べる、余った分は冷蔵保存にすることで腐敗を防げます。


冷蔵保存は可能

茶碗蒸しの冷蔵保存は可能ですが、それでも早めに食べ切ることが大切です。
出来上がったら粗熱を取り、しっかりとラップをかけて冷蔵庫に入れます。それでも日持ちはしないので、半日~1日程度が冷蔵保存の目安です。

冷蔵庫は万能と思って過信せず、時間の経ちすぎたものは食べない方が安全です。


冷凍保存のコツ

出来上がった茶碗蒸しは、冷凍保存に向いていません。水分が抜けてボソボソになり風味も食感も落ちてしまいます。

どうしても冷凍保存する場合は、加熱前の卵液の状態で保存した方が良いです。それでも卵とだし汁が分離しやすいので、出来ればだし汁だけで冷凍する方がおすすめです。

だし汁を製氷皿等で1回分ずつキューブ状に冷凍しておけば、次に茶碗蒸しを作る時に卵を溶いて合わせるだけで卵液が作れます。

だし汁は3週間~1ヶ月ほど冷凍庫で保存しておけますが、茶碗蒸しにしなくとも煮物などで使い切れるので無駄なく活用ができます



市販の茶碗蒸しの場合

市販の茶碗蒸しについては「要冷蔵」の表示を必ず確認し、要冷蔵のものは必ず冷蔵庫で保存します。

常温品であっても冷たいまま食べられるものも多いので、冷蔵庫に保存しておくと良いでしょう。

既製品の茶碗蒸しには、賞味期限または消費期限が記載されていますので、期限内に食べます。

賞味期限は「おいしく食べられる期限」で、比較的傷みにくい食品に記載されていますが、消費期限は「安全に食べられる期限」で、傷みやすい、日持ちのしない食品が対象となります。


こんな時は食べないで!

期限が切れたもの

既製品の茶碗蒸しでも、消費期限を過ぎたものについては食べないようにしましょう。「もったいない」ことにならないためにも、期限内に食べることが大切です。

明らかに変質している場合

「冷蔵庫に入れておいたから」「ちょっとくらい期限が切れていても……」と思っても、少しでも異臭がする、酸っぱい味がする、舌に刺激があるといった時は食中毒の危険があります。

もともと卵は傷みやすく、卵を加工した茶碗蒸しは日持ちがしないものなので、冷蔵保存したとしても早めに食べることが重要です。



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茶碗蒸しの日持ち【まとめ】

茶碗蒸しの保存方法について解説してきました。

茶碗蒸しは卵を材料にしていることから傷みやすく、日持ちがしないので、出来たてをすぐ食べることがベストです。

どうしても保存する場合はラップをかけて冷蔵庫で1日まで、冷凍する場合は加熱する前の状態で、出来ればだし汁を小分けにして冷凍するのがおすすめです。

茶碗蒸しとして使いきれなくても、だし汁の状態なら煮物にも応用できるので無駄にもなりません。

市販の茶碗蒸しについても賞味期限、消費期限内に食べるようにして、パッケージの表示欄に沿った保存をすることが大切です。

正しい保存方法で、無駄なく美味しく茶碗蒸しを楽しみたいものです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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