ゆで卵は水から茹でるのが正解?沸騰してから何分でできる?

ゆで卵は水から茹でた方がいい、といわれていますよね。

これは卵の保存温度とお湯の温度差が大きいと、殻が割れやすくなるためです。

もちろん水が沸騰してから入れても問題なく作れますが、卵は常温または冷蔵の状態なので、水から茹でた方が温度差リスクを小さくできるので殻が割れにくくなります。


水から茹でるのと沸騰してから茹でるのでは出来上がり時間に差が出てきます。
それぞれ何分茹でればいいの?と迷いそうになりますよね。

固ゆでにする場合は水からおよそ12分、沸騰してから茹でる場合は10分ほどです。

半熟にする時はもっと短い時間で出来るので、何度か試して「何分がベスト」か覚えておくことをおすすめします。

水からでも沸騰してからでもゆで卵は作れますが、コツを押さえることが重要になりますので、本文でもっと詳しく掘り下げていきますね。



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卵を冷蔵庫から出しておいた方がいい?

※常温と冷蔵の温度差

ゆで卵を作る時は、卵をあらかじめ冷蔵庫から取り出して常温にしておくと言われていますよね。
冷蔵庫内の温度は0~10℃なので、冷蔵していた卵はそれなりに冷えています。

卵の温度を5℃として、それをいきなり100℃のお湯に入れたら、殻が割れるのは当然です。
殻にヒビが入って白身が流れ出してしまう事にもつながります。

卵を常温に戻しておくことによって、熱湯に入れた時に冷蔵時ほどの温度差は発生しません。
とはいえ、水から茹でた時に比べると殻のひび割れはやはり起きやすくなります。

※できるだけ温度差を少なく

沸騰したお湯でゆで卵を作る際には、できるだけ温度差を少なくすることが大切です。
水から茹でることによって、冷蔵庫から出したばかりの卵でも比較的ひび割れは起こりにくくなるため、卵を常温に戻す時間がなかった時などは水から茹でるのがおすすめです。



ゆで卵を水orお湯で茹でる場合の調理時間

※水から茹でる場合

ゆで卵を水から茹でる場合、何分かかるのかわからないという方も多いかと思います。

特にいつも沸騰してから茹でていた場合は、同じ時間で茹でると半熟だったり黄身が生だったりしてしまいますよね。

ゆで卵を水から茹でる場合は、固ゆではトータル12~13分、ほどよい半熟(真ん中が流れ出さない程度のレア感)は10分、とろとろ半熟なら8分前後が目安です。

もちろん、季節(水温)やガスコンロかIHかによっても変わってきますので、まずは一度上記の目安で試してからベストな時間を見つけるのが良いと思います。


※沸騰してから茹でる場合

水が沸騰してから入れる利点はもちろんあります。

水から茹でると、ある程度卵に熱が通るまで絶えず菜箸でコロコロと卵を転がし続けないと、黄身が偏りやすくなってしまいます。

沸騰してから入れた場合も、同じように卵を転がして黄身を中央に寄せる作業は必要ですが、卵がすぐに固まり始めるので長いこと転がし続ける必要はありません。

輪切りにしてサラダなどにする時は見栄えのため黄身を中央に寄せた方が良いですが、タマゴサンドなど刻んで使う場合は気にすることはありません。

沸騰してから茹で始める場合、固ゆでなら10分、半熟は8分前後、トロトロ半熟なら6分程度が目安です。

こちらも環境によって前後するので、何度か試してみてから、何分がベストか見えてくると思います。



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ゆで卵は水から沸騰してから何分?【まとめ】

ゆで卵は水から茹でた方がいいと聞いたことがありますが、それには根拠がありました。
卵とお湯との温度差が大きいと、殻が割れやすくなるためです。

もちろん、水が沸騰してから茹でても問題なくゆで卵は作れます。

ただし、冷蔵庫から出して常温にしておいた方が殻が割れたりヒビが入ったりしにくいので作りやすいです。

水でもお湯でも茹でられるけど、何分茹でたらいいのか混乱することもありますよね。

その時の環境や調理器具にもよりますので一概には言えませんが、水からの場合は沸騰してから茹でるよりもマイナス2~3分を目安にすると良いでしょう。

茹で具合にも好みはありますので(私はほんの少しとろっとした半熟が好きです)自分にとって何分がベストか見つけていくのがいいですね。

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