クッキールーラーがない時の代用は割り箸で出来る?を大解剖

生地を均一な厚みに伸ばしたり、スライスしたりするのに便利なクッキールーラー。

アクリル製のものが一般的で、包丁やめん棒を当ててもイヤな摩擦が起きず、縦に間隔を置いて2枚並べ、間にクッキー生地を置き、綿棒で伸ばすと、簡単にクッキー生地を均等に平らに伸ばすことができるというものです。


クッキールーラーを使うことで、見た目がキレイになるだけでなく、オーブンで焼いたときの焼きムラも減らせるので、美味しくクッキーを焼くことができるんです。

今まで生地が同じ厚みに伸ばせなくて悩んでいたことがなくなりますのですから、是非とも持っていたいお菓子作りの道具の一つです。

でも、結構お値段がします。

クッキーの種類によっては厚みの長さも違いますし、クッキーを作らないときにはあまり使わないクッキールーラーを生地の厚さの分だけ何種類も買うのはもったいないと思いませんか。それなら、どこのおうちにも置いてある割り箸をクッキールーラーの代用として使ってみませんか。

割り箸を代用したクッキールーラーの作り方、使い方から、割り箸以外のクッキールーラーの代用品、100均にるーらーは売っているのかなどをご紹介したいと思います。



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クッキールーラーって何?クッキー作りにルーラーが必要な理由

ルーラーとは、クッキー生地を均一な厚みで伸ばすための便利な製菓用の道具です。

クッキールーラーがあれば、今まで薄かったり厚かったり力の加減が難しかった生地の伸ばしが簡単かつ生地の厚さを均一に生地伸ばすことが出来ます。

厚みが均一になると、焼き上がりに凹凸が出てきたりということも防げますし、クッキーの表面もなめらかになるので仕上がりがとてもきれいになります。

クッキールーラーを使わずに、厚みを何度も確認しながら作業すると、確認の度に時間がかかってしまい、そうしている間にバターが溶け始めていき、生地の状態が悪くなります。せっかく作るのですから、一番良い生地の状態で仕上がりも美しく焼き上げたいですよね。


クッキールーラーを使えば、そういった生地の確認作業がなくなります。お菓子作りのクオリティを格段に上がられるクッキールーラーはクッキー作りには欠かせない必須アイテムです。

また、使い方が簡単なので、お菓子作りの経験の浅い方や、お子様が作業する時にぜひ取り入れて欲しいアイテムです。


クッキールーラーの代用品は割り箸で

一般的な型焼きクッキーの厚さは、3~5mm程度です。3mmだと軽い口当たりに、5mmだとしっかりした歯ごたえのあるクッキーに仕上がります。

市販で売っているアクリル製のルーラーの平均は、800円~1450円と以外とお高めです。

クッキールーラーは他にもケーキを横にスライスしたりも出来ますが、その他にはあまり用途がないので、買うことを躊躇してしまうかもしれません。

何かで代用出来ないかなと思ったら、割り箸はうってつけのアイテムになります!

一般に売られている割り箸の平均の厚みは約4㎜で、クッキーのレシピなどを見ると生地の厚みはだいたい3~5mmですから、割り箸はどこのおうちにも必ずありますし、100均でも買える一番安価で優れた代用品と言えます。

ただ、生地の厚さが1mm違うだけでも触感や仕上がりも変わってくるので、こだわりのある方は、市販のクッキールーラーを使うと良いと思います。


割り箸を代用したクッキールーラーの作り方と使い方

※作り方

1,割り箸一本では少し長さが足りないので長くするために割り箸を二本繋げます。
2,しっかりとラップで巻き、厚みが出ないように注意しながらきつめにくるくると巻いていき、セロテープでしっかり止めて完成です。

段ボールを重ねるなどして好みの厚さに調整し、周り全体をラップできつめに巻いてセロテープで止めると、厚さの違うクッキールーラーが出来ます。こちらの2アイテムはかなりおすすめです!

※使い方

1、長くした割り箸(または段ボール)を2セット用意し、生地の両サイドに置きます。
2,めん棒を使い、割り箸(または段ボール)にめん棒があたるまで伸ばしていきます。コツは、「中心から上・中心から下」の順にグッグッと体重をかけながら、中心から外側に向けて4か所ほどめん棒の凹みを作ってから生地が割り箸の厚みになるまで綿棒で転がすことです。


クッキールーラーは100均に売ってる?

現時点では、100均でアクリルルーラーが販売されているという情報は、残念ながらまだありません。

100均に売っていなくても、100円でクッキールーラーが作れる方法がありますので、ご紹介しましょう。

ホームセンターのDIYコーナーに行くと、3mm、5mm、8mm、10mm以上と様々な厚さの木材が売られています。

値段は5mm厚のものだと、1本95円。作り方は、カッターナイフで深めに筋をつけて、曲げれば簡単に折れます。1本が長さ90cmくらいありますので、4分割(大体22cmちょい何ミリかプラス)で切るとちょうどいい長さになります。(怪我をしないように慎重にしてくださいね)

ちなみに自分でやらなくても木材をカットしてくれるサービスもあります。 クッキーはあまり作らないけど、プレゼントしたい時やちょっと作ってみたい時などは、わざわざクッキールーラーを買わなくても代用品で賢くお菓子作りをしたいですよね!




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クッキールーラーがなくても代用する方法【まとめ】

いかがでしたか。クッキー作りでルーラーがない時は、割り箸で十分代用出来ることが分かりました。
今回ご紹介した項目は4つありました。

1,ルーラーとは、クッキー生地の型抜きをする前の、生地の厚さを均一に生地伸ばすことが出来る道具のこと。

2,クッキー作りにクッキールーラーが必要な理由は、生地の厚みを均一にすることによって、クッキーの表面や食感をなめらかにするため。

3,市販のクッキールーラーは少しお高めなので、代用品として割り箸が最強アイテム。どこのおうちにもあり、安価で入手しやすく、作り方も使い方も簡単です。また、割り箸の他に段ボールで色々な厚みのルーラーを作ることも出来ます。

4,クッキールーラーは100均には現時点では置いていません。ですが、ホームセンターで売っている100円の木材を使って簡単にクッキールーラーを作ることも出来ます。


今まで厚みを確認しながら生地を伸ばしていたあの作業は、クッキールーラー一つで時間のロスを劇的に減らすことが出来ますから、一度使うと手放せません。割り箸を代用したクッキールーラーは「節約」「簡単」「便利」「洗い物も減る」などを持ち合わせた最強アイテムです。是非、一度作ってみてはいかがでしょうか。

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