期限切れ生ハムは加熱のアレンジで対処⁈どうなる?生ハム君⁈

無性に食べたくなって買ったのはよかったけれど、存在を忘れられがちな“生ハム”君。

生ハムのパッケージはわりと薄めですから、冷蔵庫の奥やら隅やらに追いやられて、気が付いた時には賞味期限が切れていた⤵なんてこと、よくありますよね?

『さて、どうしよう…(汗)。』


このような時の一番良いレスキュー方法は、“生ハムを加熱する”です。多少賞味期限が切れていても、きちんとした環境下で保存していたものであれば、問題なく食べられます。

ここでは、そんな【生ハムの賞味期限】と【生ハムの加熱レスキューアレンジレシピ】についてふれていきたいと思います。



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生ハムの賞味期限について

*賞味期限と消費期限

そもそも、一般的に売られている食品には、賞味期限又は消費期限が記されています。これは、国の法律における食品表示法に…、このままでは難しい話になってしまうので、簡潔に(汗)。

・賞味期限:記載日以内は、美味しく食べられます。主に、傷みにくい食品に該当。
・消費期限:記載日以内は、安全に食べられます。主に、傷みやすい食品に該当。

大まかにはこのような内容です。

食品に貼られているラベルには、期限とは別に保存方法が記載されています。賞味期限・消費期限の両方とも、その保存方法を守っていて、且つ未開封の状態に限り、記載されている期限日が有効とみなされます。

*生ハムの期限

生ハムは、“賞味期限”を記載する食品にあたるので、仮に賞味期限を過ぎてしまったとしても食べられないわけではありません。

未開封のまま冷蔵保存していた場合、期限を過ぎた日数が1~2週間程度なら、そのままでも食べられるでしょう。これが期限切れの期間が1ヶ月にかかる様なら、安全面を考慮し、加熱調理をして食されることをオススメします。

あるいは、冷凍するという手段も可能です。未開封であれば、冷蔵解凍をしてそのまま食べることもできるでしょう。同じ冷凍保存でも、開封済みであるならば、加熱して召し上がることを推奨します。

ただし気を付けて頂きたいのは、この文章の内容が期限切れの食品の安全を保障しているものではないという点です。期限切れの食材を使用させる際には品質・状態をよくご確認ください。

*開封後の生ハムの取り扱い

開封した生ハムは、期限に限らず早めに使ってしまいましょう。使い切れなかった生ハムを保存する際には、ラップでしっかりと包んで、さらに真空パックに入れて冷蔵・冷凍にて保存するのがよいです。

そこから、冷蔵保管の場合は5日前後、冷凍保管の場合は1ヶ月~2ヶ月以内で使い切りましょう。その際も、品質をしっかりとご確認ください。

*腐ってしまった生ハムの状態

賞味期限を過ぎたものや、開封済みの生ハムの品質確認をされる際のポイントをあげてみます。

・色が赤黒く変色している?
・カビが生えている?
・糸を引いている?
・ドリップが出ている?
・生ごみの匂いがする?

このような状態が見受けられる場合には、絶対に食さないようにしてください。

『まだ大丈夫かなぁ…?』、『火を通せばイケるかなぁ…?』、

いやいや、全然イケないです⤵十中八九、食中毒を引き起こします。
生ハムだけに限ったことではありませんが、食材の状態をしっかりと確認してから使用しましょう。


生ハムの加熱レスキューアレンジレシピ

ここからは、“開封したけれど・賞味期限が切れたけれど、使い切れずに困ってしまった、どうしよう⤵”こんな時に、余ってしまった生ハムを活用して作る、アレンジレシピをご紹介していきます。

*生ハムの加熱レスキューアレンジレシピのポイント

・生ハムは火の通りが早いので、加熱時間は短くても大丈夫です。また、火が通ると縮むので、その点を考慮した上で材料を切るようにしてみてください。
・出来上がってから少し時間がたてば、生ハムの塩気が他の材料と馴染みあって味が落ち着き、まとまりが出てきます。元々生ハムの塩気は強いので、その点を考慮した味付けを意識しましょう。

*生ハムとアスパラのソテー

⇒材料:生ハム・アスパラ・玉ねぎ・こしょう

⇒作り方:1)材料を食べやすい大きさに切りそろえて、いい具合に炒める。
2)仕上げにこしょうをふって味を調える。

⇒補足:材料の全体量にもよりますが、塩やしょうゆを足さなくても生ハムの塩気だけで十分美味しく仕上げられます。味が足りない場合には、塩気はあとから足すことは出来るので、慌てずに。

万が一しょっぱく仕上がってしまった場合には、卵を使ってスクランブルエッグ仕立てにしたりスパニッシュオムレツにするとよいでしょう。

*生ハムのしゃぶしゃぶサラダ

⇒材料:生ハム・サニーレタス・きゅうり・新玉ねぎ・赤パプリカ

⇒作り方:1)レタスは手でちぎる。きゅうり・新玉ねぎ・赤パプリカはスライスにする。これらを合わせて水にさらす。
2)鍋で湯を沸かす。箸で生ハムを一枚ずつ沸騰したお湯にサッとくぐらせて、氷水にさらす。
3)水切りした1)・2)を盛り付ける。好みのドレッシングをかける。

⇒補足:生ハムをお湯でしゃぶしゃぶすると、塩気が抜けます。これを加味してドレッシングを使ってみましょう。

*生ハムの玉子炒飯

⇒材料:生ハム・長ネギ・卵・ご飯・しょうゆ・中華スープの素

⇒作り方:1)生ハムを角切り、長ネギをみじん切りにする。
2)生ハムを炒め、一度鍋から取り出す。
3)長ネギを炒め、卵→ご飯→2)の順に鍋に入れ、合わせる。
4)味付けをする。

補足:生ハムに火が入り過ぎないようにする為に、一度鍋から取り出しておきます。卵とご飯が馴染んだところを見計らって生ハムを鍋に戻して、たたみかけるように調味料を入れていきます。生ハムを、“具であり、調味料でもある”という位置付けで使うイメージです。

*生ハムときのこのスパゲティ

⇒材料:生ハム・マッシュルーム・エリンギ・しめじ・キャベツ・玉ねぎ・ニンニク・塩・ブラックペッパー・オリーブオイル・ロングパスタ

⇒作り方:1)ニンニクをみじん切り、その他の材料を食べやすい大きさに切りにする。生ハム以外の材料を炒める。
2)パスタを茹でる。1)に生ハムと適量の茹で汁を入れ、ソースを仕上げる。
3)茹でたパスタと2)のソースを絡める。

⇒補足:生ハムの塩気の出具合を確認して、ソースを仕上げていきましょう。使用している野菜は、生ハムと相性がいいので、美味しいパスタが出来ますよ。



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生ハムのアレンジ加熱【まとめ】

ここまで、賞味期限切れになりがちな“生ハム君”の取り扱い方法と、賞味期限切れ“生ハムの加熱レスキューアレンジレシピ”についてご紹介してきました。

今回の内容を振り返ってみましょう。

~生ハムの取り扱い~
A:未開封なら、賞味期限を1~2週間程度過ぎていてもそのまま食べられる。
B:未開封でも、賞味期限を1ヶ月程度過ぎてしまったのであれば、加熱調理するのが安全。
C:開封したものは、賞味期限に限らず早めに使い切りましょう。

⇒⇒⇒この内のB・Cに該当する場合、生ハム加熱アレンジレシピが活躍しますョ⤴

これらの内容を頭の片隅にでも入れておいてもらえれば、何かしらのお役に立てるかと思います(^^♪

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