マンゴーは体にいい?マンゴーに含まれる栄養素と効能を解説

南国や九州、沖縄など、温かい地域での生産がさかんなマンゴー。

関東でもスーパーでよく見かけるようになりました。

少し高価ではあるものの、あのみずみずしさ、と上品な香りや甘さを味わいたいと、たまに買う人も多いのではないでしょうか?

そんなマンゴー、実は体によい栄養素がたくさん入っているのです!特にすごいのがその水分量とカリウムを多く含むところです!


甘くて太りやすいからあまり体によくないのでは?と考える人もいるかもしれません。

しかし、程よい量を食べれば、むしろ健康に寄与してくれるため、できれば積極的に食べてほしい果物です。

他にはどんな栄養素と効果が期待できるのでしょうか?今回は、マンゴーの栄養素と効能を解説していきます。



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マンゴーは体にいい?最大の効能は水分とカリウムが多く含まれているところ!

まず、マンゴーのすごいところとして、その水分量です!

マンゴーを食べたことある人は、切った瞬間に果汁があふれ出る瞬間を見たことがあるかもしれません。それくらいたくさん、水分が多く入っているということです。

生のマンゴーであれば、8割くらいが水分で構成されているくらいですので、水分補給にマンゴーを食べるのも効果があります。

果物は基本水分が多いので、特にすいかや梨などを食べて水分をとる人もいるかもしれません。それらと同じくらい水分が多いので、夏場の脱水・熱中症対策としてマンゴーを食べるのもいいかもしれません。

水分だけでなく、カリウムもマンゴーには多く含まれます。

カリウムの最大の効果は、余分なナトリウムを体外に排出する効果です。体内への水の流入が軽減され、体のむくみをおさえる効果があります。

さらに、カリウムは血圧を下げる効果や利尿作用にも効果があります。

神経や筋肉機能の調節にも関与し、水分とカリウムの両方を多く含むため、より熱中症の予防にもつながります。



抗酸化作用や便秘にも!マンゴーがもっているたくさんの栄養素と効能

他にもマンゴーの効果はたくさんあります!


※抗酸化作用
※美容効果
※免疫力アップ
※便秘予防


マンゴーにはβカロテンと呼ばれる色素が入っています。あの鮮やかなオレンジ色はこのカロテンによるものです。


日々発生する活性酸素で体内の細胞が傷つき、がんや老化につながることがあります。

βカロテンには、紫外線やストレスなどにより発生する活性酸素から身を守る働きがあります。



マンゴーにはビタミンAやビタミンCも多く含まれることから、皮膚のメラニン色素を抑えたり、細胞の老化を抑制する働きもあります。

細胞再生を促進する効果も合わせもち、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの予防にもなるのです。


そのため、抗酸化作用だけでなく、肌をきれいに保ち、潤いをもたらすため美容としての効果も期待できるのです。


このビタミンCは、免疫力を上げる効果にも関与します。そのため風邪予防に効果があり、ウイルスから身を守ってくれます。冬の時期にもおすすめの果物なのです。



食物繊維もとても豊富です。食物繊維には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、マンゴーは両方入っているのです。


特に不溶性食物繊維は腸のぜん道運動を促す効果があり、腸の中の余分な老廃物を排出させる働きがあり、便秘に効果があります。


水溶性食物繊維は、腸内のビフィズス菌のえさのもとになります。ビフィズス菌が増えて腸内環境がよくなるため、腸内環境の改善につながります。


2種類の食物繊維によって、便秘だけでなく、腸内改善にも効果を示します。腸とつながる脳の改善にもなり、うつ病予防にも効果を示すことがあります。



マンゴーを食べる際に注意してほしいこと

良質な栄養が豊富なマンゴーですが、注意してほしいことがあります。


それは食べ過ぎないことです。


まずマンゴーは果物ですので、果糖など多くの糖質が含まれます。もちろんブドウ糖はすぐに体内のエネルギー源に効率よく変えてくれ、疲労回復時には効果を示します。


しかし、とり過ぎては血糖値の上昇、体がすぐに疲れやすくなる、あるいは肥満や糖尿病などにつながることもあるので程々が大切です。


さらに、食物繊維が多いため、多くとり過ぎてしまうとお腹がゆるくなり腹痛や下痢などの症状を引き起こすこともあります。


生のマンゴーの摂取目安としてはざっくりですが、アップルマンゴ―ような大きめのマンゴーなら1人あたり1日半分くらいがいいと思います。

ペリカンマンゴーのような小さめのマンゴーなら、1個まででこれ以上だと食べ過ぎになってしまいます。

生のマンゴーだと食べ過ぎてしまうなら、ドライマンゴーもおすすめです。水分はその分含まれてないですが、その他の栄養成分がぎゅっと凝縮しています。


1日1~2枚くらいそのまま食べてもいいし、ヨーグルトやデザートに入れて使うのもよいでしょう。



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マンゴーは体にいいの?【まとめ】

ざっとあげただけでもマンゴーには様々な効果が期待できます!


特に水分やカリウムの補給にはぴったりの果物といえるでしょう。夏場には欠かせないものとなっていきます。


ただし、逆に食べ過ぎは禁物ですので一日の摂取基準はしっかり守って食べた方がより効果が出ますのでそこは注意してくださいね。

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