なめこは洗うのか?洗わないのかい、どっちなんだい?

他のキノコ類にはみられない「ぬるぬる」が特徴のなめこ。

なめこのぬるぬるが気になるあなたは『このぬるぬるは洗うのか?それとも洗わない?』と悩んだことがあるでしょう。


このなめこのぬるぬる、洗い流してしまうと大変なことになってしまいます。

そこでなめこのぬるぬるの正体を明かすとともにぬるぬるの役割や、どうしてもなめこを洗いたい場合の注意点などをお教えしたいと思います。



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なめこのぬるぬるの正体とは?

*ぬるぬるの正体!

なめこを包むように付着しているぬるぬるしたモノ、この正体はなにかと言いますと『ムチン』という食物繊維の一種なのです。
このムチンというのはオクラや山芋にも分泌されており、これらを乾燥から守る役割をしています。

*ぬるぬるは身体に良い?

なめこのぬるぬるがなめこを守っているものなら、ぬるぬるが付いたまま食べても大丈夫なのかが疑問ですよね。
でも心配いりません、なめこのぬるぬるは身体にいくつもの良い働きをしてくれます。

・免疫力の向上
・ドライアイの予防
・胃もたれの防止
・糖質や脂質をエネルギーに変えてダイエット効果をおこす
・便秘の解消

以上のように身体に良い効果を得られるので、なめこのぬるぬるは気にしなくても良いのです。

なめこは結局洗うのか?洗わない?

*なめこは洗うのか?それとも洗わない?

ではなめこは結局洗うのかと、洗わないと気になって仕方がない人にとって疑問がまだ残りますよね?
なめこを洗っても良い場合と洗わなくても良い場合がございます。
なめこを洗っても良い場合というよりは洗うべき場合は次の状態の時です。

・購入してから2〜3日が経っている。
・酸っぱいにおいがするとき。
・真空パックなどがされていない、天然ものの土やコケを落とすとき。
※石突きを取り除いてから洗うと落としやすい。
一方、缶詰や真空パックに封入されている場合は、出荷のタイミングで洗う処理がされているため洗わなくても問題ありません。

*なめこを洗う場合に気をつけることとは?

なめこは洗っても良いとお教えしましたが、ぬるぬるは水に溶けやすい性質があるので、単純に洗ってはいけません。
そのため、なめこを洗う場合はザルに入れてからサッと短い時間で洗う必要があります。

なめこのぬるぬるは保存してもなくならない?

なめこのぬるぬるが健康に良いものと分かったところで気になるのが、なめこを保存した場合にぬるぬるはどうなるのかについてでしょう。

なめこは冷凍しても問題ありませんが、冷凍したなめこを使う際は解凍せずに使うことになります。

解凍した際にぬるぬるがなめこの水分に溶けてしまい抜け落ちてしまうからです。

なめこを冷凍保存する場合は1度ザルにあげてサッと軽く水洗いしてからラップで小分けして冷凍庫に入れます。
使うときにはラップを外してそのまま鍋に入れるなど調理に使えます。



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まとめ

「なめこを洗うのか、それとも洗わない?」という疑問について説明をしてきましたが、いかがでしょうか?
なめこのぬるぬるが気になるからといって洗ってしまうともったいないことがお分かりいただけたら幸いです。
ぬるぬるの正体は食物繊維の一種で、なめこを守っているだけではなく我々にとって健康上の多くのメリットを与えてくれます。
どうしても洗いたい場合はザルにあげてサッと軽く水洗いしなければぬるぬるを失うことになるなど扱いが難しいでしょう。
なめこは冷凍保存できますが、使うときには解凍せずに使う必要もあります。
なめこを洗うのか洗わないのか、意見が分かれやすいですが、ぬるぬるもまたなめこの魅力ですので、それも含めておいしくなめこをいただきましょう!

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