なめこの茹で時間はどのくらい必要?味噌汁や他の料理での下茹で時間は短い?

なめこといえばきのこ類で独特のぬめりが特徴ですよね。

定番料理である味噌汁などに使われますが、気になるのはなめこを下茹でする際の茹で時間ですね。
茹で時間に失敗してしまうとぬめりが抜け落ちてせっかくのなめこのおいしさが損なわれてしまいます。


実はなめこの下茹で時間は短く、下茹でも手早く済ませる必要があります。

そこで、失敗しないなめこの下茹で方法とともになめこの茹で時間もご紹介いたします。



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なめこの茹で時間はどのくらいがベスト?


*なめこを茹でる時間は?

なめこの茹で時間をお教えしますが、先に言ってしまうとその時間は30秒〜1分となります。

そういうのもなめこのぬめりは『ムチン』という食物繊維によるもので、オクラや山芋にもこの食物繊維が含まれているのです。

このムチンはたんぱく質の吸収を手助けし、胃の粘膜を守る働きをしてくれるので、健康に良い成分となります。

しかしムチンは水に流れやすい性質があるため、茹で時間が先ほどの30秒〜1分という短い時間となるのです。

*なめこを洗う際は?

なめこの茹で時間が短いならばスーパーなどで買ったなめこは洗ってはいけないのか、という疑問が浮かんだでしょうか?

なめこを洗う理由としては、石突きの汚れや酸味を流すためで、決してなめこを洗ってはいけないというわけではありません。

しかし、手早く洗う処理をしなければぬめりも一緒に流れ落ちてしまいます

ですのでなめこを調理する前に水で洗う時は軽く、かつ手早く洗い流す必要があります。



味噌汁の茹で時間は?他のなめこ料理の下茹では?


*味噌汁の茹で時間は?

なめこを味噌汁に使う際の茹で時間はと言いますと、先ほどの茹で時間の通り30秒〜1分で問題ありません。

また、他のなめこ料理の時も同じ時間で茹でてから使っても問題ありません。

ちなみになめこの味噌汁の作り方もお教えいたします。

(1)なめこの石突きを切り落とし、水洗いして酸味を落とす。

(2)出汁を煮立てた鍋になめこを加えて30秒〜1分煮立てる。

(3)アクを取り除き、ワカメや豆腐などのお好みの具を入れて味噌を溶かす。

*味噌汁以外のなめこ料理での下茹で時間は?

味噌汁であればなめこを入れるとぬめりを作っている食物繊維が味噌汁の中に溶け込みます。
しかし、ぬめりを残したまま他の料理に使いたい場合はどうでしょうか?

次の方法で下茹ですれば、なめこのぬめりが残った状態で調理できますよ。
(1)なめこの石突きを切り落とす。

(2)軽く水洗いで酸味を落とす。

(3)沸騰させたお湯になめこを入れて手早く湯通しさせる。

(4)すぐにザルにあげ、短時間で湯切りする。



なめこの下茹でが面倒くさい時はレンジで!

なめこを下茹でする時にはやはりお湯を沸騰させる手間が面倒くさいと思ったでしょうか?
実は電子レンジを使って下茹での処理を済ませることができますよ!

次の方法を使うと簡単ですので、時間がなかったりした際にぜひ実践してください。

(1)なめこを水洗いする。

(2)耐熱容器に洗ったなめこを入れる。

(3)ラップを掛けて、電子レンジに入れる。

(4)500wで1分半〜2分間温める。



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なめこの茹で時間は?【まとめ】

ここまででなめこの茹で時間についてご紹介しましたが、いかがでしょうか?

なめこのぬめりは健康に良い成分ですので、水洗いや茹で時間が長すぎると抜け落ちてしまい、なめこ本来のおいしさを味わえなくなります。

味噌汁では水洗いを済ませたなめこを入れて作れますが、他の料理では下茹でを手早く済ませることが重要です。

下茹でを必要とする料理はとろろそばや和え物といった和食なのは言うまでもありませんね。

菌活をする上でも健康面でもなめこのぬめりをうまく残すため、ベストな茹で時間を守りましょう!

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