豚ヒレブロックを低温調理で調理する方法は?パサつきをなくすコツを解説!

豚ヒレを使ったレシピは焼いたり揚げたりするのが一般的ですよね。特に豚肉の部位の中ではパサつきやすく、長時間加熱するようなお料理には向いていません。

でもそんな豚ヒレをしっとりジューシーに食べることができる調理方法があります。


それは低温調理することです!低温調理って聞いたことはあるけど難しそうで分からない…という方にも、今回は詳しい低温調理での調理方法や、贅沢に使った豚ヒレブロックを使った低温調理でのレシピをご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。



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低温調理とは

低温調理とは40℃〜60℃の温度で長い時間をかけて加熱することです。
普段のお料理に使う温度より低めなため低温調理と呼ばれています。

低温調理で長時間ゆっくり加熱することで、お肉が柔らかく仕上がります。その理由として、お肉が固くなる原因のたんぱく質(アクチン)は低温で調理をすることで、性質が変わりにくくなり、水分が保たれジューシーな仕上がりになるからです。

時間はかかりますが、お肉に火が通りすぎず、柔らかい触感が残るため、今話題の調理方法なのですよ。

豚肉には必ず火を通す理由

豚肉にはウイルスや細菌、寄生虫がたくさんいます。

サルモネラ菌、カンピロバクター菌、トキソプラズマ菌、有鉤条虫、E型肝炎ウイルスなどの細菌や寄生虫がいるため、必ず火を通してからではないと食中毒の危険性があります。

豚肉を食べる時はしっかり中まで火を通してから食べてくださいね。

●注意点
低温調理には食中毒のリスクもあります。そのため正しいやり方で調理しないと中まで火が通っていない場合もあります。低温調理の注意点をご説明します。

*新鮮なお肉を使うようにする

低温調理に使うお肉は、必ず新鮮なものを使いましょう。低温調理は殺菌ができる温度で調理しますが、古いお肉を使った場合、レシピ通りに加熱しても菌が残っている可能性があります。また購入してからは冷蔵庫で正しく保存してくださいね。

*消毒をする

低温調理をする前は、手や調理器具をしっかり消毒をして、清潔な状態でやりましょう。
まな板や包丁、調理器具をアルコール消毒してから使用したほうが安全です。

食中毒は手からも感染します。豚肉を触る時は衛生面を考えて手袋をして調理するのもおすすめのやり方です。

*温度や加熱時間を守る

低温調理する時は必ず規定されている温度や加熱時間を守ってください。

特に豚ヒレのブロック肉などを使う場合、お肉の表面は加熱されていても、中までは火が通っていない場合もあります。その場合、菌がまだ残っている場合もあります。

低温調理器具を使用されるときは公式のレシピやご自分で作る場合は参考にしているレシピの温度や加熱時間を必ず守って作ってくださいね。自己流で作るのは危険ですので絶対やめてください。

豚ヒレを低温調理する時の温度や加熱時間は?

厚生労働省は豚肉の中心部の温度を63℃で30分以上加熱すると示されています。

食中毒の原因である細菌を殺菌するためには、豚ヒレの中心の温度を63℃以上にして調理しましょう。

お肉の厚みによって加熱時間は違いますので、必ずレシピ通りに作ってくださいね。



豚ヒレのブロック!低温調理の調理方法

ここでは豚ヒレのブロックを使った美味しい低温調理での調理方法をご紹介します。

豚ヒレは豚肉の部位の中でも脂肪分が少なく低カロリーです。加熱するとパサつきやすいですが、低温調理するとジューシーであっさりとした味わいになりますよ。

*豚ヒレの塩ハム

豚ヒレのブロックにフォークなどで穴をあけて塩をもみこみ一晩寝かします。寝かした豚ヒレから水分が出ているのでキッチンペーパーなどで拭き取ります。耐熱の密閉袋に入れて空気を抜きながら閉じて、お湯を63℃で2時間以上加熱したら完成です。

しっとりした仕上がりになりますよ。




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豚ヒレブロックの低温調理方法!【まとめ】

今回は豚ヒレのブロックの低温調理についてご紹介しました。

低温調理は難しいイメージがあるかもしれませんが、しっかりレシピを確認し守っていれば安全でおいしく召し上がることができますよ。

特にパサつきやすい豚ヒレは低温調理にぴったりです。低カロリーなのでダイエットしている方にもおすすめです。

これを機会にぜひ日々のお料理に低温調理を取り入れたり、豚ヒレを使ったレシピを食卓に並べたりしてお料理のレパートリーを広げていきましょう!

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