キャベツを保存するときになぜつまようじを刺すの?

キャベツを保存するときつまようじを刺すということが大分浸透しましたよね。

あれは成長点を破壊して成長を阻止するためだとご存じでしたか?


これからつまようじを刺す理由などを解説していきます。



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キャベツの保存時につまようじを刺すのはなぜ?

キャベツやレタス、白菜、小松菜、ブロッコリーなどの葉を食べる葉菜類。

葉菜類は成長点を持ったまま出荷されるため、出荷後もどんどん成長を続けていき鮮度が落ちていきます。

ちなみに成長点とは何かご存じですか?

その名の通り「成長する点」です!茎や根の先端にあって活発に分裂をし新しい組織を作っていきます。

簡単に言うとどんどん茎を伸ばし、葉を生み出しているポイントになります。

この成長点を持って出荷された野菜は、栄養を吸うこともないままどんどん成長を続けていきます。

栄養がないまま成長を続けるとは、蓄えておいた栄養を使っていくためどんどん鮮度が落ちていくことになるわけです。

だからこの成長点を破壊して成長を止めてしまえば鮮度が保てるといった理由なのです。

はじめにレタスを保存するときにつまようじを刺すことが流行りました。

そこから派生してキャベツの保存時にもつまようじを刺すことが一般的になっていったと思われます。

でもキャベツの芯って硬くてつまようじを刺すのに一苦労ですよね。

次ではもっと簡単にする方法についてご紹介します。


簡単な成長点の破壊方法!

キャベツの芯はレタスよりも硬いのでつまようじが思うように入っていきませんよね。
そこでキャベツを保存するときのつまようじ以外の方法を探してみました。

・フォークで刺す
・包丁で刺す、もしくは芯をくり抜いてしまう
・割り箸で刺す
・100均グッズを活用

金属での切り傷は痛みやすくなってしまうので、酸化させないようにするのもポイントになります。
キッチンペーパーやラップなどで空気に触れないようにしてください。

今や100均でキャベツ保存時つまようじ代わりの専用のグッズが販売されています。

つまようじが三本まとまったような形なので1回で終わり、洗って何度も使うことができるのでおすすめです。

使っていく時は外側から一枚ずつ剥いて使っていくとより長持ちします。
そして保存期間は約1ヶ月。

キャベツの美味しいレシピ

長持ちさせたキャベツを有効活用するレシピをご紹介します。

塩昆布キャベツ
材料
キャベツ
塩昆布
ごま油

作り方
①キャベツを一口大のざく切りにする。
②切ったキャベツ、塩昆布、ごま油をビニール袋に入れ、軽く揉むように混ぜ合わせ完成!

キャベツのツナマヨサラダ
材料
キャベツ
ツナ
マヨネーズ

作り方
①キャベツを千切りにして耐熱容器に入れ、電子レンジ600wで2分加熱する。
②粗熱が取れたら、ツナ、マヨネーズを加え混ぜ合わせて完成!

キャベツのコンソメスープ
材料
キャベツ 1/4個
にんじん 1/2個
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 2個
ウインナー 4本
バター 小さじ2
水 700ml
コンソメ 2個
醤油 小さじ1
塩 少々
ブラックペッパー 少々

作り方
①じゃがいも、にんじんは皮を剥いて5mm程度のいちょう切りにする。
②玉ねぎはくし切り、ウインナーは斜め切りにする。
③キャベツは一口大のざく切りにしておく。
④鍋にバターを入れ弱火で玉ねぎ、ウィンナーを軽く炒める。
⑤更ににんじん、じゃがいもを加え軽く混ぜ合わせ水を加え、キャベツも入れ強火で煮る。
⑥柔らかくなったらコンソメ、醤油を加え塩、ブラックペッパーで味を整えて完成!




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キャベツの保存につまようじを刺すのはなぜ?【まとめ】

今回はキャベツの保存につまようじを刺すのはなぜか解説しました!

・キャベツなどの葉物野菜の芯には成長点がある!
・保存するときはつまようじなどで、成長点を破壊すれば長持ちさせられる!

キャベツなどの葉物野菜は高騰しやすいので、安い時にいっぱい買って上手く使っていければお財布にも優しいですね。

もし余ってしまっても鍋などの大量消費レシピも効く万能食材なので、常備菜としておいておきたい野菜の一つですね。

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