大根は上下どっちから使う?味噌汁やおでんに向いているのは?保存方法も

大根を1本買ったときにどっちから使うのだろうとふと疑問に思ったことはありませんか?

大根は場所によって甘い辛いがあると聞いたことがあるかもしれません。それは本当ですが、上からでも下からでもどっちから使う方がいいという決まりはありません。


料理に適しているのは大根のどの部分なのかを知り、使い分けるのが正解です。

保存期間もどこから使っても差はないので、使いやすい方法で上手に保存しましょう。



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大根は上下どっちから使う?それぞれの部分の特徴

大根1本を買ったときどっちから使っていますか?

なんとなくいつも同じ側から使っているけど、それぞれの特徴を知らないという方もいると思います。

特徴を知ると料理に合わせて使い分けたり、自分の好みの食感や味を楽しめたりできるかもしれませんよ。

1.上部:葉っぱに近い方

葉っぱに近い方の上側の特徴は、甘みが強く、水分量が多いのでみずみずしいです。短所は水分量が多いので、味がしみこみにくいことです。

2.中部:3等分した真ん中

大根を3等分に切った時にちょうど真ん中の部分の特徴は、甘みと辛みのバランスがよく柔らかいことです。1番大根のいいとこ取りができる部分と言えるかもしれません。

3.下部:細くなっている方

土の中で1番奥になっていて細くなっている部分の特徴は、辛みが強く水分量が少ないことです。水分量が少ないので味がしみこみやすいです。

それぞれの特徴を知らずに私は下の部分から使っていました。

サラダや大根おろしをすると辛くて食べられないなんてことが何度かあったので、もしかすると下の部分を使っていたのかもしれません。

特徴を知っていれば美味しく食べられたかもしれないので、それぞれの部分によって向いている料理をご紹介します。



おでんに向いているのはどの部分?料理によって使い分けがおすすめ

おでんやふろふき大根は味が染み染みなのが美味しいですが、どの部分が1番味が染み込みやすいのでしょう?

味噌汁にも大根を使うことがありますが、どこも一緒ということはなく使う部分によって食感がかわってきます。あなたの好きな食感で作ってみてくださいね。

1.上部

みずみずしく甘みも強いので、生で食べるのに適しています。
大根サラダや大根スティック、大根おろしなど

大根の辛み成分は揮発性のため、時間をおくと辛みが抜けさらに食べやすくなります。辛さが苦手という人は、大根おろしをするときには早めに下ろしておくといいかもしれませんね。

2.中部

柔らかさと甘みと辛みのバランスがよく大根そのもののおいしさを味わいたいですね。
おでん、大根ステーキ、ふろふき大根、大根の煮物

3.下部

辛みが強く、味が染み込みやすいのが特徴です。サラダなどでは食べにくいかもしれません。
味噌汁などの汁物、漬物、大根の照り煮

しっかりと加熱することで辛みが抜け、漬物や照り煮も塩など他の味を濃い目に染み込ませることで辛みが気にならなくなるようです。


大根の保存方法

大根は冷蔵でも冷凍でも保存できます。

輪切りにして冷凍すると水分が抜けて味が染み込みやすくなると紹介しているものもあります。

しかし、輪切りにして冷凍するとスポンジみたいな食感になり味は染み込みますが美味しくなかったのであまりおすすめはしません。

そこで、今回は食感がかわりにくい冷凍保存の方法もご紹介します。
<大根の冷蔵保存>
1.大根を3等分しそれぞれキッチンペーパーに包みます
2.ジップロックに入れ密封します
3.キッチンペーパーがぬれてきたら交換します
切り口が乾燥しないように気を付けましょう。

キッチンペーパーに包んでラップをしてもよいですが、大根は水分が多いのでキッチンペーパーがぬれてきてしまいます。

キッチンペーパーを取り替えるときに、ジップロックの方が交換しやすいのでおすすめです。

<大根をカットして冷凍保存>
1.いちょう切り、短冊切りなど使いやすいサイズに5mm幅にカットする
2.ジップロックにカットしたものを入れる
3.1時間ほどしたら、1度ほぐしておくと使いやすい

使いたい量を取り出して使えるので、時短にもなり便利です。味噌汁や炒め物など冷凍のまま使えます。

<大根おろしを冷凍保存>
1.大根をすりおろす
2.ざるなどに入れ水気を切る
3.小分けにして冷凍庫へ入れる
自然解凍させてそのまま使うことができます。うどんのつゆに凍ったまま入れると、冷たいおろしうどんが簡単にできます。
冷凍保存は約1ヶ月保存できます。大根1本分を使い切るのは大変なので、冷凍保存もしながら最後まで美味しく食べられるといいですね。



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大根はどっちから使う?【まとめ】

・大根はどっちから使うという決まりはなく料理によって使う部分を変えるとよい
・大根上部は甘みが強くみずみずしいので、サラダやスティック大根おろしなど生で食べるものに向いている
・大根の真ん中の部分はやわらかく甘みと辛みのバランスがよいため、おでんやふろふき大根に向いている
・大根の下部は辛みが強いが味が染み込みやすいので、漬物や味噌汁などに向いている
・大根は冷蔵保存も冷凍保存もできる
・冷蔵保存の場合は3等分に切って切り口が乾燥しないように注意する
・冷凍保存の目安は1ヶ月で、カットしたり大根おろしにしたりしたものを冷凍するとよい

大根は生でも加熱しても美味しい野菜です。この記事を参考により美味しく食べる手助けになればと思います。

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