ごぼうを柔らかくする方法3つ!電子レンジでも

ごぼうは食物繊維も多く健康にいい野菜ですが、柔らかく煮るのが難しい野菜です。

しっかり煮て確認しても食べてみると、外側と中で食感が違ったりすることも多いです。

ごぼうを柔らかくするには、酢を使うこと、水から煮ること、繊維を断ちきることの3つがポイントになります。


また最近はどの野菜も電子レンジで柔らかくしてから料理に使うことが多いですよね。

ごぼうも電子レンジで柔らかくする方法があるので参考にしてみてくださいね。



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ごぼうを柔らかくする方法3つ

ごぼうを柔らかくする方法は3つあります。どの方法も簡単で、ごぼうを料理するときに少しだけ気を付けるだけで柔らかく仕上げることができます。

介護食をつくる時にも実践されているものもあるのでぜひ試してみてください。

1.ごぼうは水から煮る

ごぼうは水から煮ることで柔らかく煮ることができます。

食物繊維が豊富なごぼうですが、この食物繊維が原因で柔らかくなるのに時間がかかってしまいます。

そのため、水からゆっくりと火を通すことで外側も中側も均一に火を通して柔らかくすることができます。

水の量はひたひたに入れ、中火でゆっくり加熱するとよいです。



ごぼうが外側と中側で食感が違うのは、熱湯から煮ていることが原因です。外側だけ火が通っている状態なので水から煮て中まで火を通しましょう。

2.ごぼうを煮るときには酢を入れる

ごぼうはアク抜きや変色防止のために酢水につけることは、みなさんよくしていると思います。

実はごぼうは酢水で煮ると柔らかくなるんです。酢を入れる量も多くないので酢の匂いや味がつくこともないですし、煮る前に少し酢を入れるだけなので簡単ですね。

また、酢水につけてから酢水で煮ると色もとってもきれいに仕上がります。私は面倒なので酢水で煮るだけにして手間を省いています。

3.ごぼうを切るときは繊維を断ちきるように切る

ごぼうは食物繊維が豊富です。

食物繊維は健康にとってもよいのですが、食物繊維が多いせいでごぼうが固くなってしまうのです。

そのため繊維を断ちきることで柔らかくすることができます

ごぼうの繊維は縦に入っているので斜め輪切りにすると繊維を断ちきることができます。ごぼうサラダなどごぼうの食感を楽しみたい料理は繊維に沿って切るようにするといいですね。

反対に小さいお子さんや高齢者向けの場合、せんぎりをするときに斜め輪切りにしてから千切りをすると柔らかくなり食べやすくなりますよ。

<ごぼうを柔らかく煮る方法>
1.ごぼうをささがきにする(ささがき以外の切り方の場合は繊維を断ちきるように切る)
2.なべにごぼうを入れ、ひたひたに水を入れる
3.酢を入れ(目安は水800mlに酢大さじ1)、中火にかける
4.沸騰してから約10分煮る
5.ザルにあげる

ごぼうを電子レンジで柔らかくする方法

多くの野菜が電子レンジで下ゆでできるようにごぼうも電子レンジで柔らかくすることができます。

電子レンジで加熱することによって時短にもなります。煮物などは電子レンジで1度加熱してから、水から煮るとさらに柔らかくなりますよ。

1.ごぼうの繊維を断ちきるようにカットする
2.ごぼうのアク抜きをする
3.耐熱皿にごぼうを並べ、酢を少しふる
4.ラップをして500W3分加熱する

ごぼうが太い場合は様子を見ながら、追加で加熱をするようにしてください。

酢を少しふることで柔らかくなるだけではなく、色もきれいに仕上げることができます。


ごぼうが固くなる原因は食物繊維

ごぼうが固く仕上がってしまう原因は食物繊維が豊富で、この食物繊維に火を通すのに時間がかかってしまうことです。

食物繊維を柔らかくするには繊維を膨張させる必要があります。そのため、ごぼうを柔らかくするにはじっくりゆっくり火を通す必要があるんですね。

きんぴらごぼうなどはささがきや千切りにして炒めて味付けをしますが、炒めるだけでは火が通るのに時間がかかり、かたくなりやすいです。

かために仕上げて食感を楽しむのもいいですが、柔らかくしたいときには1度下茹でするといいですよ。





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ごぼうを柔らかくする方法!【まとめ】

・ごぼうを柔らかく煮るには、水から煮ること、酢を少し入れること、繊維を断ちきるように切ることがポイント
・電子レンジで柔らかくするには、耐熱皿に並べ酢をふって500W3分加熱する
・ごぼうが固くなる原因は食物繊維であり、繊維にしっかりゆっくり火を通すことで柔らかくなる
・きんぴらごぼうなど煮る料理でない場合は、下茹でしてからごぼうを使うことで柔らかくすることができる

ごぼうは柔らかく煮るには時間がかかりますが、電子レンジを使うと早く柔らかくなるので2つを組み合わせるとよいかもしれませんね。

サラダなど食感を残したい料理もあるので、料理や食べる人に合わせて加熱時間を調整してみてくださいね。

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