ほうれん草のしたゆではなぜ必要?栄養を損なわない最適な時間も合わせて紹介

健康を考えると、常日頃から野菜を取る事は大切な事です。

特に「緑黄色野菜」と称されるものには、たくさんの栄養素を含んでいますので、積極的に食べる事をオススメします。

それらはとてもポピュラーなものが多いですが、中でもほうれん草は人気も知名度も高く、たくさんの料理に使われています。


アニメ「ポパイ」でも、パワーアップアイテムとして描かれていますが。

ところでほうれん草を使った料理を思い浮かべてみるとソテー、おひたしなど色々ありますが、生で食べる事はあまりありませんよね。

お湯でしっかり茹でて食べるイメージがつよいです。なぜほうれん草はしたゆでを必要とするのでしょうか?

この記事ではその理由について調べました。ゆで時間も合わせて参考にしてみてください。



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ほうれん草にしたゆでが必要な理由はシュウ酸を取り除く大事な作業

ほうれん草を生のまま食べる事はオススメできません。

サラダ用に作られた品種のほうれん草は別ですが、一般のほうれん草にはシュウ酸という成分が多く含まれているためです。

シュウ酸とはいわゆるアクの事で、したゆですることで、アク抜きをするとも言われます。したゆですることで野菜からシュウ酸を取り除いているのです。

ちなみに野菜をお湯で茹でると浮かんでくる白い泡がそれになります。

シュウ酸はほうれん草の他にも、キャベツやブロッコリー、レタス、そしてパセリにも多く含まれまれています。
シュウ酸はカルシウムなどのミネラルと結合するという特徴をもち、このことで植物が自身の中にミネラルを保つ働きがあるのです。


シュウ酸は野菜が育つには大事、だけど人間の体には注意が必要

シュウ酸は野菜自身にとっては大事な成分なのです。

しかし、これが私たち人間の体内に入ってくると話は別になります。

通常では腸のなかでカルシウムと結びつき、便とともに排出されます。

しかし、シュウ酸の摂取量が多くなれば多くなるほど腸のなかでカルシウムと結びつきにくくなり、出来なかったものが、今度は尿中でカルシウムと結びつきます。

カルシウムと結びつくと石のように固いかたまりになり、腎臓や尿管に負担をかけるのです。これを「結石」といいます。

尿管が詰まると強い痛みを感じたり血尿が出たりする原因となります。

これが尿路結石です。なおシュウ酸の排出効果を高めてくれるものはカルシウムの摂取することが有効です。



正しいゆで時間はたった1分でOK、逆にゆですぎに注意

このような症状を踏まえると、やはりしたゆでは必要な作業と言えますね。ところでゆで時間はどれ位待てばよいのでしょうか?

長い時間が必要かと思いきや、実はたった1分で十分なのです。それ以上長くなるとやわらかくなりすぎ、旨みや栄養も逃げてしまいます。

さらに冷凍保存するなら10秒縮めて50秒にしてもらうとよいでしょう。

美味しく食べる事も踏まえて、したゆでの手順をご紹介します。


(1)たくさんの湯(ほうれん草の約5倍の重さ)を沸かし、塩を加えます。目安はお湯1リットルに対し、小さじ一杯程度です。
(2)ほうれん草は立てるように持ち、根元から湯につけます。10秒程たったら葉の部分も入れ、約1分ゆでます。根元の部分に少し固さを感じるくらいが茹で上がりの目安になります。
(3)ボールなどの入れ物に水を用意し、そこに茹であがったほうれん草を入れて流水でほうれん草を冷やします。これにより色をきれいに保ち、アクも抜くことができます。
(4) 最後に水の中で根元をまとめ、軽く絞れば完了です。



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ほうれん草にしたゆでが必要なのはなぜ?【まとめ】

いかがでしたでしょうか?おいしいほうれん草ですが、下準備がとても大切なものだとわかりました。

シュウ酸は、ほうれん草だけでなくたくさんの野菜に含まれています。

大切な事は、シュウ酸を含んでいるからといって食べずに敬遠することは違うという事です。

ビタミンやミネラル、食物繊維といった健康に必要な栄養素もたくさん含まれている野菜に対して、アク抜きをはじめ、カルシウムを上手に取るなどしてシュウ酸排泄を効果的にする作業が重要になります。

ほうれん草には美味しく食べられる料理がたくさんあります。

食べる楽しみを持って、どんどん調理してみてください。

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