モロヘイヤを日持ちさせる保存方法!冷蔵や冷凍は何日大丈夫?

モロヘイヤを購入するとだいたい100gぐらいビニール袋に入れられて売っています。これぐらいの量なら茹でると量はだいぶ減ります。

でも家庭菜園をしている人や1人暮らしの人、納豆とかにちょっと混ぜて食べるだけだと残ってしまいますよね。


そんなときは、袋に入れたままにせず全部まとめて茹でて冷凍してしまいましょう。
そうすると、モロヘイヤは約1ヶ月保存ができます。

モロヘイヤを1ヶ月日持ちさせる冷凍保存方法を詳しくご紹介します。常温や冷蔵した場合、何日保存できるかの目安とモロヘイヤを使った常備菜もご紹介します。



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モロヘイヤは常温では日持ちしない

モロヘイヤは温度や湿度の変化にとても弱いため葉もの野菜の中でも傷みやすい野菜です。そのため常温保存はできません

モロヘイヤの原産国はインドと言われていて、エジプトのある中近東でよく栽培されてきました。1980年代から日本でも栽培されるようになったと言われています。

家庭菜園をすると虫や病気にかかりにくく、葉っぱを収穫しても次々に新芽が出てくる強い植物でもあります。

暑いところで育ち乾燥にも強そうですが、収穫するととってもデリケートな野菜なんですね。

常温に置く場合は、モロヘイヤをザルにのせて新聞紙とふきんを掛けて風通しが良く涼しい場所に置くようにしましょう。

それでも1日おいておくと葉っぱが黒く変色してくるのですぐ食べる時以外は冷蔵庫に入れるか冷凍保存するのがおすすめです。


冷蔵庫に入れた場合でも日持ちするのは、きちんとした処理をしても2日ほどです。
処理の仕方は、

(1)茎部分にぬらしたティッシュなどを巻く
(2)乾燥を防ぐため新聞紙に包んで、ビニール袋に入れる
(3)冷蔵庫の野菜室に立てて保存する

冷凍せず保存する場合は、5℃で保存するのが1番劣化するのが遅く日持ちします。

冷蔵室は2~6℃、チルド室が0~2℃、野菜室3~8℃になっています。

野菜室は冷蔵室よりも湿度が高く冷風が直接野菜にあたらないようになっています。

この環境が冷蔵保存する場合はモロヘイヤにとって一番にいい環境になります。



モロヘイヤを日持ちさせるには冷凍保存がおすすめ

モロヘイヤを1番日持ちさせることができる保存方法は冷凍保存です。

冷凍保存には生のまま冷凍する方法と1℃茹でてから冷凍保存する2つの方法があります。


モロヘイヤを生のまま冷凍保存する方法

モロヘイヤをよく洗って、キッチンペーパーで水気をきれいに拭き取る
茎と葉っぱを分けてジップロックに入れて冷凍する

これで1週間ほど日持ちしますが、生のままだとアクが残っているのでなるべく茹でることをおすすめします。

私の経験では、生のまま冷凍すると葉っぱがボロボロになり解凍して茹でるとほとんど食べる量がなくなってしまったので生での冷凍保存はあまりおすすめできません。



モロヘイヤを茹でてから冷凍保存する方法

(1)葉と茎に分けて茎を食べやすい長さに切る
(2)鍋に多めの水を入れて塩を小さじ1入れて沸騰させる
(3)沸騰したら火の通りにくい茎から入れる
(4)30秒ほどたったら葉の部分を茹でているところに入れる
(5)全体がつかるように混ぜ、1分くらい茹でる
(6)ザルにあげ冷水で締める
(7)水分をしっかり絞って拭き取り、ジップロックに入れる
(8)空気を入れないように蓋をして冷凍庫に入れる


ポイントはおひたしなどにして食べるときよりもゆで時間を短くして固めに茹でることです。

冷凍することで細胞が壊れ柔らかくなるので、解凍してもう1℃茹でる必要はありません。

ジップロックに入れるときに手で押さえて平らにしておくと、使いたい分だけパキッと折って使えるので、少量ずつでも使いやすくなります。

茹でて冷凍すればモロヘイヤは1ヶ月保存ができます。冷凍したモロヘイヤは、使いたい日の前日に冷蔵室で自然解凍するだけで使えるので、お弁当にも便利です。

また、スープや炒め物など加熱する料理は冷凍のまま使うことができます。

茹でて冷凍保存すれば、時短にもなり1ヶ月も日持ちさせることができるのでおすすめです。



モロヘイヤは常備菜を作って冷凍で日持ちできる

モロヘイヤは、醤油やめんつゆ、白だしで和えて簡単に常備菜としておひたしができます。

味付けとのりや鰹節、おくら、納豆など一緒に混ぜるもののバリエーションを変えると同じおひたしでも飽きがこずおいしく食べられます。

また、モロヘイヤのおひたしは1食分ずつラップに包んで冷凍ができます。おひたしは冷蔵庫だと3日ほどの日持ちですが、冷凍すると1ヶ月は大丈夫です。

味付けをして冷凍の常備菜にすることでお弁当や朝ご飯のおかずにするときも自然解凍するだけなので、あっという間にできちゃいます。

とっても便利な常備菜になるのでぜひ試してみてくださいね。



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モロヘイヤの日持ちはどの位?【まとめ】

・モロヘイヤは常温ではすぐに傷んでしまうため、その日に食べる場合は冷蔵庫の野菜室に入れる
・モロヘイヤがたくさんある場合や2日以内に食べない場合は、茹でてから冷凍をすると1ヶ月日持ちする
・モロヘイヤのおひたしを作って冷凍の常備菜として保存しておくと料理の時短にもなり便利
・ゆでてから冷凍した場合もおひたしにしてから冷凍した場合も冷蔵室で自然解凍して食べることができる


モロヘイヤは栄養価も高くたくさん食べたいですが、保存も難しい野菜です。

上手に保存して、おいしく食べられるといいですね。

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