玉ねぎにぬめりがあっても食べられる?腐ってるのか見分け方を徹底解説!

買ってきたばかりの玉ねぎを調理しようとしたら、なんかヌルッとしたのが出てきた!もしかして腐ってるのを買ってきてしまったのか?!

そんな経験はありませんか?


実はそれは玉ねぎの成分である「粘物質」によるものなのです!

今回は玉ねぎのぬめりと腐っている玉ねぎの見分け方についてご説明したいと思います。



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玉ねぎのぬめりの正体

玉ねぎの皮を剥いた時にうっかり食べれる部分まで剥いてしまったら、なんだか薄皮のようなヌルヌルした物が出てきてびっくりしたことはありませんか?

このヌルヌルしたぬめりは玉ねぎのれっきとした旨味成分なのです。

玉ねぎに限らずネギ類に共通して含まれる成分で「粘物質」だと言われています。

この粘物質は水溶性の多糖類が水分によってゲル化した物で、簡単にいうとでんぷんが水に溶けてトロッとした状態です。

この粘物質は玉ねぎの成長期に多く含まれる成分で、玉ねぎだと新玉ねぎに1番多く含まれています

また玉ねぎを加熱すると甘くなるのはこの成分が関係しています。

玉ねぎは実はデリケートな野菜です、水分が多く腐りやすいので保管方法には注意が必要です。

腐ってる玉ねぎと新鮮な玉ねぎの見分け方

粘物質からなるぬめりなら美味しく大丈夫なぬめりです、さてダメなぬめりとはどんなぬめりなのでしょうか?

もちろん傷んで腐ってしまったぬめりはダメなぬめりになりますので、腐ってる玉ねぎかそうでないかの判断方法をお教えします。

変な臭いがする。
・変な色になっている。
・カビが生えている。
・茶色くヌルヌルしている。
・水分が出ている。
ブヨブヨしている、柔らかい。

こんな時は腐っているかも知れないので、食べられません。

すぐに廃棄しましょう。

*新鮮な玉ねぎを選ぶコツ
・表面に傷や凹みがない。
・表面の皮にツヤがある。
・全体的に乾燥して見える。
・緑色の芽が出てないもの。

これを気をつければ状態の良い玉ねぎを選べます。

玉ねぎの最適な保存方法

玉ねぎは野菜の中でも比較的簡単に長期保存が可能な野菜ではあります。

でも上手く保存しないとあっという間に傷んで腐ってしまうので注意しましょう。

玉ねぎの保存に重要なポイントは2つ、「湿気」と「気温」です。

玉ねぎは外の皮を見てわかるようにカサカサと乾燥した状態です、このカサカサがポイント。

それは湿度に弱い野菜なので収穫後、保存期間を伸ばすために乾燥させてから出荷されています。

この乾燥を早めようと直射日光など高温の場所で保管しておくと、玉ねぎの水分がカビなどにやられ腐ってしまいます

玉ねぎは高温多湿を避けて保存するのが好ましいのです。

玉ねぎはネットなどに入れて風通しの良い日陰で吊るして保存するのが1番良い保存方法になります。

でも場所を選ぶのであんまり目立たない方法をお教えします。

玉ねぎは1個ずつ新聞紙で包んで涼しい場所で重ならないように保管しましょう。

夏場などは冷蔵庫に入れ高温対策を。新聞紙がしなしなになってきたら、新しい新聞紙に交換し湿気対策を徹底しましょう。

*カサカサの皮は剥かずに新聞紙で包んで保存しましょう。剥いてしまうと痛みやすくなっているので、すぐに使い切りましょう。

玉ねぎは冷凍保存も簡単に出来るので、お好きな状態に切ってから冷凍保存しておけば場所も省スペースで済みます。

冷凍した玉ねぎはそのまま調理することも可能なので一石二鳥です。

ただシャキシャキ感は損なわれるため、食感を楽しむ料理には不向きです。



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玉ねぎにぬめりがあっても食べられる?【まとめ】

いかがでしたか。

今回は玉ねぎにぬめりがあっても食べられるのか解説しました!

・玉ねぎのぬめりは旨味成分の粘物質からできていた!
・異臭がしたり変色してたりブヨブヨしたりする物は傷んでる可能性が高い。
・玉ねぎは風通しの良い日陰に吊るしておくのが1番いい保存方法

どんな料理にも使い1番家庭での消費が多いかも知れない万能食材玉ねぎ。

野菜が高くなってきている時は安い時にいっぱい買って、上手く保存出来れば家計も大助かりですね!

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