かぼちゃのヘタにカビが発生!処理したらたべられるの?

かぼちゃは、味や栄養の面から見て、とても優秀な野菜だといえるでしょう。

昔から日本では、冬至にかぼちゃを食べると風邪を引かないといわれるくらい栄誉満点であると認識されています。

旬の秋にもスイーツとしても多用されるほど甘味も豊富です。


またハロウィンのイベントにも欠かせないアイテムでもあり、見た目のフォルムも独特で、かわいらしく感じられます。

そんなかぼちゃですが、少しのあいだ置いておいたら、いつの間にか表面やヘタがカビだらけになってしまったことはありませんか?

ヘタは取り除けますが、表面や身にカビが付いているのを見ると、体に害がある可能性を考えて、食べずに泣く泣く処分された方もいるのではないでしょうか。

かぼちゃは、どうしてカビが生えるのか?またカビを発生させない処理方法をご紹介します。

正しい知識を持って、美味しく楽しくかぼちゃをいただきましょう。



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かぼちゃはヘタなどにカビが生えやすい野菜

私たちの生活のなかでよく見られるのは、緑色でゴツゴツした日本かぼちゃ、色は似てるけどツルッとした見た目の西洋かぼちゃ、そしてキレイなオレンジ色でハロウィンでつかわれてるのがベポかぼちゃと呼ばれるものです。

ほかにもたくさんの種類が存在します。

ちなみに私たちの家庭で料理、スイーツでよく見られるものは西洋かぼちゃの方なんです。

甘くてホクホクしているかぼちゃの印象は、この西洋かぼちゃからきています。

カビの原因はその甘くてホクホクした所にあるのです。

かぼちゃに甘みとなる糖分と、水分も沢山含んでいる証拠であり、それこそがカビが好む条件が備わっているのです。

大気中に存在するカビの胞子の恰好のご馳走になってしまいます。



かぼちゃに発生しやすいカビを紹介

皆さんの認識通り、カビは食べると腹痛などの体調不良を引き起こす原因と考えられています。

よく見られるカビとして白カビ・青カビ・黒カビがあげられます。見た目ではフワフワとした綿にも似たものが白カビになります。

でんぷん質の結晶化したものも、白くて表面やヘタに付きやすいので、見間違えには注意です。

青カビも、パンやみかんなどの痛みやすいものにいつの間にか付いているのでお馴染みではないでしょうか。

黒カビも見た目通りの色しており繁殖しやすい特徴があります。

基本的にカビ自体は、熱を加えると死滅します。

しかしカビの毒は熱に強く、加熱しても残ってしまうケースも多々あるのです。

症状としては下痢、吐き気、激しい腹痛も発症し、医療機関に受診しなければいけない可能性もあります。カビの根が張り、かぼちゃの内部まで毒が回っている場合もあるのです。


かぼちゃにカビが生えてしまったら、無理はしないこと

カビが付きやすいところは、表面の皮やヘタですが、中心部のわたや種の部分にも発生します。ヘタは食べないので処理してしまえば気になりません。

表面や身も、カビが生えたところを多めに削り取ってしまえば大丈夫と思われますが、表面から奥にまで入り込んでいる危険性もあります

目視ではどうしても確認しにくいのです。

それが原因による痛みから腐敗に繋がる場合も多いです。

臭い・見た目にも変化があるので、もし少しでも怪しいと感じた場合は勿体ないですが破棄することをお勧めします。



カビが発生する前が大事、適切な保存の仕方を紹介

基本は生ものですので冷蔵庫の野菜室での保存するのが適していますが、一個丸々入れると場所を取ります。

カットしたら小分けにもできますが、包丁も入り難いので時間が無い時には大変です。

そのまま常温で保存する場合は、全体を新聞紙などで包み、室内の涼しくて風通しのよい場所で保存しましょう。

かぼちゃは丸ごとのほうが長持ちします。

温度が上がると痛みの原因になるので、日当たりには十分注意しましょう。

調理の手間を考えてカットする場合、すぐ使うものと、そうでないものは冷凍・冷蔵に使い分けて保存しましょう。

そのときは、種とわたの処理は忘れずに。



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かぼちゃのヘタにカビが発生でも処理したら食べられる?【まとめ】


いかがでしたでしょうか?

かぼちゃはおいしいからこそカビが発生しやすいのです。

ちなみに処理条件を満たした丸ごとのかぼちゃは、数ヵ月は平気でもつそうですので、保存がしっかりしていれば家庭の常備菜としても重宝されます。

一番はとれたての新鮮なうちに調理して食べることが一番です。

みなさんも、旬のかぼちゃのおいしさを十分に味わってみてください。

でも美味しいからって食べ過ぎで、お腹を壊さないように注意してくださいね。

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