レタスについた虫の洗い方。野菜の鮮度がよみがえる50度洗いとは?

レタスの葉をめくると、たまに、アブラムシやナメクジ等の虫や虫食いをみかける事がありますね。

レタスは生で食べる機会も多いですから虫をしっかり洗わないと、サラダを食べようとしたら虫がモゾモゾ…そんな事にもなりかねません。


そこで、この記事では 
1、レタスについた虫の洗い方
2、レタスに付く虫の種類
3、虫食いや虫のいるレタスはたべられるの?
4、野菜の鮮度がよみがえる50度洗いとは?

について解説していきます。

是非、最後まで読み進めて頂き、安全・安心、そして美味しく、レタスを頂きましょう♪



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レタスについた虫の洗い方


(1)まずは外側の葉が傷んでないか確認します。傷んでいたり汚れている場合、そこからレタス全体が傷みやすくなる可能性があるので取り除きましょう。

(2)レタスは水に濡れると傷みやすくなる為、使用する分だけ葉をはがします。

(3)流水で葉を1枚1枚丁寧にあらいます。レタスに虫食いがある場合、虫や虫のふんがレタスについている可能性が高いです。

(4)この段階でしっかり洗っておきましょう。 また、レタスには泥もついている事が多いため、泥も丁寧に落とします。

(5)葉を洗い終えたら、キッチンペーパーでやさしく水気を拭き取ります。



レタスにつく虫の種類

レタスにつく主な虫をまとめてみました。

・ヨトウムシ:ヨトウガの幼虫。少し黒っぽい。   
・アブラムシ:体調3mm前後。緑色が多い。
・ミミズ:細長く赤色。
・ナメクジ:体長50mm程


虫食いや虫のいるレタスはたべられるの? 


レタスに虫食いをみつける事がありますよね。

虫が食べるという事は、農薬や化学物質をつかってない安全なレタスという証拠です。

虫食いの部分は取り除き、虫がいないか、よく注意して、丁寧に洗って使用しましょう。

次に、もし誤って虫のついたレタスを食べてしまった場合の危険性について解説します。

アブラムシは誤って食べてしまっても害はありません。

ナメクジに関しては寄生虫(広東住血線虫)が寄生している場合があり、危険です。

この寄生虫はナメクジが通った後のヌルヌルにもいる可能性があるので、葉を1枚1枚 流水 で洗う事が大切です。


野菜が鮮度を取り戻す50度洗いとは?

レタスの洗い方として「50度洗い」という方法があります。

スチーミング調理技術研究会代表の平山一政さんが考案した方法で、今話題となっています。

50度のお湯を使ってレタスを洗う事でレタスが鮮度を取り戻し、シャキシャキとした食感がよみがえります。

(1)50度のお湯をボールに用意します。温度計がない場合は沸騰したお湯と水を同量混ぜあわせます。
(2)レタスの葉を1枚ずつボールにいれ、1~2分程洗います。
(3)水気をしっかり切って使用します。

50度洗いを行うと葉の表面の気孔が開き、細胞が水分を吸収します。水分を吸収することによりレタスがみずみずしくシャキッとします。

この現象をヒートショックといいます。

50度洗いをすることにより、レタスの美味しさを最大限に引き出す事ができます♪

    


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レタスの虫の洗い方【まとめ】

レタスについた虫の洗い方は、手早く済ませたい時には、流水で洗う方法がオススメ。
水の勢いを利用して虫や汚れを落とすことができます。

レタスにつく主な虫の種類としては、ヨトウムシ、アブラムシ、ミミズ、ナメクジ など がいる。
 
レタスの葉に虫食いが多いのは農薬や化学物質をつかってない証拠。虫がいないか、よく注意して使用しましょう。             

アブラムシは食べても害はない。ナメクジは寄生虫によって寄生されている事があり、危険です。

また、ナメクジが通った跡にも寄生虫がいることがある為、レタスの中にナメクジ を見つけた場合は、いつも以上に全体をしっかり洗いましょう。

「レタスをより美味しく食べたい!」という方には、ひと手間かかりますが、50度洗い がオススメ。

レタスの鮮度が増し、虫や汚れを落ちやすくしてくれます。

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