レタスに楊枝を刺して長期保存する方法とは?詳しいやり方を解説!

レタスは加熱しなくても食べられて緑の野菜として彩りにもなり、クセもなくシャキシャキとした食感がおいしいですよね。

そんなレタスの唯一とも言える弱点が長期保存できないことではないでしょうか?


でも爪楊枝をレタスの芯に刺して上手に保存をすればレタスは1ヶ月もきれいなまま保存ができます!もう赤く変色してきた部分を捨てることもなくなります。

この記事では爪楊枝を使ったレタスの長期保存のやり方、なぜ爪楊枝を使うと長期保存ができるのかをご紹介します。



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レタスが爪楊枝を使ってシャキシャキのまま保存できる方法

レタスは1玉丸々買ってきても使い切る前に葉っぱがシナシナしてきたり色が赤っぽくなってきたりと保存が難しい野菜です。

でも、旬の時期など価格が手頃なことも多く使い勝手もいい野菜なので長期保存ができたらいいなと思っていませんか?

爪楊枝を使うだけで1ヶ月も保存ができちゃうのでそのやり方をご紹介します。

(1)爪楊枝を4本用意します。
(2)レタスの芯が見えるように置き、芯に刺さるところまで爪楊枝を刺します。4本を均等に刺す感じがいいと思います。
(3)包丁の幅が広い面でさっき刺した爪楊枝を叩いて芯の中に入れます。
(4)キッチンペーパーや新聞紙などでレタスを包んでビニール袋へ入れて爪楊枝を刺した部分を下にして冷蔵庫に入れます。

爪楊枝の数は3本を均等に刺しても同じ効果があります。ただ、私は真に刺すときのバランスの問題で4本刺しています

そして、この方法は半分にカットされたレタスにも効果があります。爪楊枝の本数は2本に減らして大丈夫です。

爪楊枝をレタスの芯の奥まで刺すときに、スプーンをおすすめしているものもあるのですが、私のおすすめは包丁です。

もちろん叩きやすいのもありますが、爪楊枝が入っていく感じがちょっとストレス発散になるのでぜひ試してみてください!

レタスの芯に爪楊枝を刺すだけでシナシナになるのを防げる理由

レタスは冷蔵庫に入れていてもすぐに葉っぱがシナシナしてきたり、色が変わってきたりしますが爪楊枝をレタスの芯に刺すだけで長期保存ができちゃいます。

その理由、気になりませんか?

それは、爪楊枝でレタスの成長点を破壊するからなんです。

まず成長点ですが、植物の根や茎の先端にあり細胞分裂が活発に行われる部分のことをいいます。

成長点で細胞分裂が行われ土から出ている部分は、積み木を積むように上へ上へと大きくなっていきます。

レタスがシナシナになり変色してくるのは、収穫されて根から水分や栄養分を吸収できないのにエネルギーを使って成長を続けているからなんです。

だから、成長点を破壊して成長を止めるために爪楊枝をレタスの成長点がある芯(茎)に刺します。

すると余分なエネルギーを使わなくなるのでシャキシャキのまま鮮度を保って長期保存ができるようになるということですね。


レタスを最後までシャキシャキきれいなまま使うためのコツ

レタスは1玉を買うのがおすすめです。もちろん半分にカットされたものを1度に食べてしまうならその方が安いかもしれません。

でも別の日にも分けて使うのなら1玉の方を 買ってレタスの芯に爪楊枝をさして保存する方がきれいに最後まで使えます。

そのときに、きれいに使うコツが2つあるのでご紹介します。


レタスは乾燥させないように保存をする

レタスのシャキシャキ感を守るには乾燥させないよう水分が抜けないように保存することが大事です。

爪楊枝を刺したときだけでなく使い切るまでキッチンペーパーなどで包んでビニール袋に入れて保存しましょう。

包丁は使わず外の葉から手でちぎって使う

レタスは包丁との相性が良くないので、必ず手で外の葉っぱからちぎってください。

手でちぎることでレタスに含まれるポリフェノールが鉄と反応して酸化が進むスピードを抑えることができます

手でちぎっても酸化し切り口が赤くなりますが、包丁とは違って細胞を無理矢理切断することがないため鮮度が保たれやすくなります。

そして、手でちぎると断面が粗くなるのでドレッシングなどと絡みやすくなりサラダを作るときは特におすすめです。



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レタスに楊枝の刺し方とは?【まとめ】

・レタスの芯に爪楊枝を4本刺して、キッチンペーパーで包みビニール袋に入れて芯を下にして保存するとシャキシャキのまま長期保存ができます。

・レタスの芯に爪楊枝を刺すだけで鮮度が保てるのは、爪楊枝でレタスの成長点を破壊することでレタスの成長を止めるから。

・レタスは乾燥させないように保存し、使うときは外側の葉から手でちぎることで最後まできれいなままシャキシャキ感を残して保存ができる。

特別な道具も必要なく、爪楊枝を使うだけでレタスを1ヶ月も保存できるので短期間でレタスを使い切れそうにないときはぜひ試してみてください。

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