力うどんの由来は?なぜ餅を入れると力うどんなの?

力うどんは、温かいかけうどんにお餅を入れた食べ物です。

熱々のお餅とお出汁が絡んで、とても美味しく腹持ちも良い力うどんですが、なぜうどんに餅を入れると力うどんなのでしょうか?

力うどんの由来には、少なくとも2つの説があります。


1つは、餅を入れることで力が出るとした説、もう1つは「餅は神様にささげる食べ物なので、神様の力をいただく」という説です。

いずれの説からも、餅が特別な食べ物だったということがわかります。

力うどんがいつから食べられるようになったのかは調べてもわかりませんでしたが、カップ麺も販売されているほど力うどんは日本人にとって身近な食べ物です。

本文では力うどんとその由来について解説していきたいと思います。



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力うどんの名前の由来は?

力持ち(力餅)説

力うどんの由来は「力餅」と「力持ち」に掛けたものといわれています。駄洒落や言葉遊びみたいですが、文字通り糖質の高いうどんと餅を合わせるとエネルギーはそれだけ高くなります。

イメージではありますが、力仕事をする人のための食事という感覚だったと考えると納得がいきます。

神様の力をいただくとする説

力うどんの由来についてはもう1つ説があり、餅が神様にささげる食べ物であるということが由来ともいわれています。

餅には神様の力が宿っているとされており、お正月などの「ハレ」の日に食べられてきました。

そのため、うどんに餅を入れることで、神様の力をいただくという意味があるということです。



力うどんの歴史

力うどんはいつから食べられるようになったのでしょうか。うどんの原型になる食べ物は奈良時代に中国から伝わったとされていますが、うどんが現在のような長い形になったのは江戸時代からといわれています(諸説あります)。

そのため、現在のような力うどんが誕生したのは、江戸時代以降になると考えられます。

うどんに餅をのせた「力うどん」はいつ、どこで始まったのかを調べてみましたが、はっきりとしたことはわかりませんでした。

最初に始めた人や発祥の店などの情報は見つけられませんでしたが、力うどんは日本の食文化にしっかり根付いていることは間違いありません。

関西の「かちんうどん」

京都や大阪では、力うどんを「かちんうどん」ともいうそうです。

これは女房言葉の名残で、餅のことを「かちん」「おかちん」と呼んだことが由来です。

女房言葉とは、室町時代に宮中に仕える女房(女官)が、衣食住に関する単語について隠喩的に使っていたもので、現在も「おかか」「おこわ」「おにぎり」など生活の中に残っています。

かちんうどんは焼いた餅が入ったうどんのことで、力うどんと全く同じです。

同じ食べ物でも、東西で違う名前がついているのは面白いですね。

力うどんをお家で楽しむ

温かいかけうどん

力うどんは、お家で手軽に作れます。お餅を焼いてかけうどんに乗せるだけなので、お正月のお餅が余った時のお助けメニューでもあります。

野菜や鶏肉などを具材にする、またはネギを添えて卵を落とすと、栄養バランスがぐっと良くなります。

冷たいぶっかけうどん

冷たい力うどんはあまり見かけないですよね。熱々のお出汁たっぷりのかけうどんのイメージが強いですが、お餅を具材にした冷たいぶっかけうどんも実はおすすめです。力うどんとは少し違うかもしれませんが、レシピを1つご紹介します。

切り餅を半分~4分の1くらいに切って、薄めの天ぷら衣をつけて油で揚げます。それを冷たいうどんに乗せて、大根おろしやかいわれ大根を添えて、冷たいお出汁をかけます。

揚げ餅と大根おろしの相性がとても良く、カリカリ&もちもちの揚げ餅にお出汁がよく絡んでとても美味しいですよ。

暑い時期に是非、試してみてくださいね。




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力うどんの由来は?【まとめ】

力うどんの由来は何なのか、なぜお餅を入れるのを中心に解説してきました。

1つは、うどんに餅を足すことで、よりエネルギーの高い食べ物になるということです。

もう1つは、餅が神様にささげる食べ物であったことから、うどんに餅を足すことで神様の力をいただくという意味を持つということです。

うどんが現在の形になったのは江戸時代といわれており、少なくともそれ以降に力うどんが誕生したことになりますが、詳しい発祥はわかっていません。

店でもお家でも、カップ麺でも食べられる力うどんは、現代でも愛されているうどん料理であることは間違いありません。

たまには、力うどんの由来に思いを馳せながら食べてみるのもいいかも知れないですね。

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