手作りのお弁当、12時間前に作っても大丈夫?!食中毒の対策とは?

手作りのお弁当は愛情たっぷり、栄養バランスも良くて嬉しいですよね。

基本的には朝に作りお昼に食べることが多いと思いますが、中には残業が多いご主人の夜食用に、食べ盛りのお子様の部活前や塾の時間の間食用にと作られることもあるのではないでしょうか。
その場合だと朝に作っても食べるのは約半日後になってしまいます。


お弁当を12時間前に作ることは可能なのでしょうか?!食中毒の心配は?!

この記事ではお弁当を長持ちさせるためのコツ、食中毒の対策を中心にお伝えします!



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食中毒の原因

食中毒の原因となる主な菌は、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、サルモネラ菌です。

これらの菌が増殖しやすい要因は、高温多湿の環境であるため、温度や水分の管理をしっかりすることが食中毒対策の大きなポイントになります。



お弁当を12時間前に作っても大丈夫にするための食中毒対策

*食中毒の原因となる菌を持ち込まない

まずは大前提として、原因となる菌を持ち込まないことです。

菌は時間の経過とともに増えていきますので、特に12時間前に作るのであれば不要な菌が極力つかないようにすることが大事です。

・調理する包丁、まな板や食品をしっかり洗う。
・食品をしっかり加熱して菌を死滅させる。(食中毒の原因菌の多くは加熱により死滅します)
・素手でおかずを触らない。


*水分の多いものを避ける

水分が多いと菌が増殖する原因となるので、生野菜や汁の出やすい煮物はお弁当には避けた方が良いでしょう。

また、ご飯やおかずを温かいままで詰めると蒸気がこもってしまうので、必ず冷ましてから詰めるようにしましょう。ご飯は面倒でも一度お皿などに広げてしっかり蒸気を飛ばしてから詰めることをおすすめします。

*保冷袋や保冷剤を使用する

温度が上がると菌が増殖しやすくなるため、保冷剤や保冷袋などを利用して温度が上がらないようにしましょう。

特に12時間前に作ったお弁当となると、時間の経過とともに菌が増えやすくなるため夏場だけでなく冬場もしっかり温度管理をすることが大事です。


*殺菌効果のある食材を使用する

梅干し、大葉、ニンニク、わさびなどは殺菌効果があり、お弁当を長持ちさせるのに効果的です。

梅干しと大葉を刻んでご飯に混ぜるとさっぱりとして食べやすく、特に夏場のお弁当にはおすすめです。


*わっぱ弁当を使う

わっぱ弁当に使われる杉やヒノキには殺菌効果があります。

また、通気性や吸湿性に優れているので、ご飯の余計な湿気を取り除いて美味しい状態に保ってくれます。12時間前に詰めたご飯でも、わっぱ弁当ならふっくら美味しさをキープ出来るでしょう。
近年InstagramなどのSNSでも人気のわっぱ弁当。

見た目も味もワンランクアップするうえに食中毒対策にもなるのでぜひ取り入れてみては?!



お弁当に不向きなおかず

やはり、これも水分や加熱がポイントになります。

・生野菜や果物 
水分を多く含むものは傷みやすいので避けましょう。

・混ぜご飯   
野菜など水分を多く含む食材を使用しているため傷みやすいです。

・半熟卵    
半熟卵にはサルモネラ菌による食中毒の恐れがあるためしっかり加熱しましょう。

・加工食品   
ハムやウインナーなど、そのままで食べれる食品でも長時間置くことで傷みやすくなるためお弁当に使用する時は、加熱しましょう。



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お弁当は12時間前に作っても大丈夫?【まとめ】


手作りのお弁当はしっかりと対策をすれば12時間前に作ることも可能です!

たまには市販のもので済ませるのも良いですが、手作りのお弁当にすれば節約にもなりますし栄養面でも安心です。何より愛情たっぷりで心が満たされることでしょう。

残業続きのご主人や、食べ盛りのお子様に、ぜひお弁当作りをはげんでみてくださいね!

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