藍屋に朝食がない【意外】なその理由とは?【惜しい】

すかいらーくグループが運営する和食業態の「藍屋」をご存知でしょうか?首都圏を中心に40店舗以上を展開しております。

藍屋は高級和食店の味やサービスを低価格で楽しめる業態で、その品質とサービスはグループ内でも高い評価を得ております。既に藍屋に行かれている方は十分その実力をご理解されているのではないでしょうか?

普段のランチ、ディナーは勿論、お祝いや宴会まで幅広いニーズに応えられる数少ない業態です。これだけ多くのニーズに高い品質で対応する藍屋、さぞ朝食メニューも素晴らしいのだろうと思うのも当然の考えです。

そこで今回は「藍屋の朝食」に照準を絞ってお話ししたいと思います。
「藍屋の朝食」を皆さんはどのようにご想像されますか?純和風の豪華朝食?ホテルのようなバイキング形式?など、人によって様々かと思います。


残念ながらすべて違います。

答えは「藍屋に朝食メニューはない」が正解です。

がっかりした方も多い事でしょう。藍屋の朝食メニューがあったら興味ありますよね?以下、読み進めて頂ければ藍屋で朝食を取り扱わない理由がお解りいただけるかと思います。

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藍屋のコンセプトを知る

藍屋は1985年12月に「株式会社 藍屋」として創業しました。独立採算制の元、すかいらーくとは一線を引きながら成長してきました。

2000年7月に母体であるすかいらーくに吸収合併されるまで約15年間、独自のサービスと品質を開発し続けてきております。「高級和食店の味とサービスを低価格で提供する」がコンセプトで、吸収された現在でも同じすかいらーくグループのガストなどと比較すると、全く方向性が違う印象を受けます。

メニューは懐石などの純和食が中心で、サービスもフルで行われています。ガストの客単価が700円~800円で推移しているのに対し、藍屋は1500円~1700円です。倍以上ですね。

回転率を重んじるガストは早朝から深夜に及ぶ食事需要に対応しています。対する藍屋はランチ、ディナーのいわゆるゴールデンタイムの需要を深く取り込んでいるという事になります。



藍屋の営業時間を知る

藍屋の営業時間は店舗により異なりますが、ほとんどの店舗が11時開店です。

早朝から、もしくは24時間営業している他のすかいらーく業態とは違います。

11時に開店するので「朝食メニュー」として存在しているものはありません。11時に入店しても、少し早い昼食になってしまいますね。

藍屋で朝食メニューを準備するとしたら、それなりの品質のものを用意する必要があります。また、メニューを開発する人、調理する人、維持してゆく人、等々かなりの費用が掛かると予測されます。大変残念でありますが、藍屋で朝食はすぐに実現する話ではなさそうです。



11時からの朝食 おススメは?

11時からの食事は、少し遅い朝食ととらえることもできますね。そこで、藍屋の「朝食としても注文できる」メニューをご紹介します。あくまでも個人のセンスによるものですのでご理解ください。

あったかうどん ¥590(税抜)

あっさりとしたシンプルなうどんです。うどんは+40円で二八そばに変更することができます。昼食にはそれほど影響しない量です。

稲庭せいろうどん ¥790(税抜)

こちらもさっぱりとした喉ごしが特徴的なせいろうどんです。生姜ダレでお召し上がりください。+300円で大盛りにすることもできます。

白御飯 ¥200(税抜)、 国産とろろ ¥200(税抜)、 温泉卵 ¥100(税抜)、 味噌汁 ¥100(税抜) 

単品を寄せ集めて朝定食にしました。お米は栃木県産のコシヒカリです。

上記はほんの一例です。注文の仕方次第で立派な朝食にすることができます。一度藍屋に来店され、メニューをご覧になると新たな発見があるかと思います。

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藍屋に朝食がない意外なその理由とは?【まとめ】

いかがだったでしょうか?違った藍屋の楽しみ方を知って頂けたら幸いです。藍屋の営業スタイルやコンセプトは創業当初からほとんどブレておりません。

その為、朝食を過去に手掛けたこともないのです。本当に惜しい事です。

朝食に気持ちが奪われてしまうと、肝心なランチやディナー、お祝い膳、宴会などに影響が出てしまうのではという心配もあるかも知れません。自分たちのやるべきことをしっかりと見据え、よそ見はしていない証拠でもあります。今後、藍屋で朝食が準備される可能性は低いと言わざるを得ません。

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