豚バラの皮付きの下処理は?皮付きが売られていないも解説

スーパーで見ると鶏肉の皮付きは売られているのに、豚肉の皮付きが売られていないことに気付いたことはありませんか?

もし見つけたとしても外国産ばかりで国産が売られていないことに気づきませんでしたか?実はこれは理由があります。日本では国産の皮付きの豚肉は売られていないのです。


今回はなぜスーパーなどで豚バラの皮付きが売られていないのか、また手に入ったときの皮についている毛の処理方法や豚バラの皮付きを使ったお料理をご紹介します。



スポンサーリンク



豚バラの皮付きはどこで売っている?

国産の皮付きの豚肉は残念ながら日本では売られていません。その理由として、日本では皮はぎという方法で処理されているからです。

外国では湯はぎというやり方が使われていますので、運がよくスーパーで皮付きの豚肉が売られていた場合は外国産といって間違いないでしょう。

沖縄に行くと、国産の皮付きの豚肉を手に入れることができますよ。沖縄は湯はぎという方法で毛の処理を行っています。そのため皮付きの豚肉がスーパーに並んでいます。

沖縄料理のラフテーは皮付きの豚肉を使用されているので納得しますよね。
どうしても皮付きの豚肉が欲しいという方は、精肉店やネットで買ったほうが確実ですよ。

豚バラの皮の処理の方法

では先ほど名前が挙がった“湯はぎ”、“皮はぎ”というのはいったい何でしょうか?この方法は豚の毛の処理の方法による違いです。詳しく説明しますね。

湯はぎ

湯はぎとは熱いお湯やスチームで毛穴を開かせてその状態で毛を剃ることです。

皮は付いたままですので、その後の解体作業がやりやすく、お肉をきれいな状態で保つことができるのも特徴です。

皮はぎ

皮はぎとは、皮をはぎ取ることです。皮をはぎ取ることで皮についている毛も一緒に取り除くことができます。

日本ではこの皮はぎという方法が使われています。沖縄だけが湯はぎという方法を使っています

皮はぎの方法を使うと、はぎ取った皮を革製品として販売することができます。

皮付き、皮なしの特徴

皮付きと皮なしの特徴はどうでしょうか?比べてみましょう。

皮付きの特徴

脂身が多くなりうま味が出やすい、皮を煮込むとトロトロした触感に、焼いたらパリパリした触感を楽しむことができます。

皮無しの特徴

口当たりが柔らかくなったり、臭みが少ないのが特徴です。

豚バラの皮付きの処理

豚バラの皮付きを買ってきた場合、毛の処理はされています。ただすべての毛を抜いているわけではありませんので、調理する前にはご自分で処理をしましょう。

方法は、まずは目に見えている毛を骨抜きなどのピンセットなどを使って抜きましょう。

包丁やかみそりでも構いません。その次にコンロやガスバーナーで皮についている残った毛を焼きます。

これだけで毛を処理することができますよ。やけどには注意してくださいね。
意外と簡単ですので是非やってみてくださいね!

豚バラの皮付きのレシピ

もし運がよく豚バラの皮付きが手に入りましたらぜひ試していただきたいお料理をご紹介します。

ラフテー

沖縄の郷土料理として人気ですよね。

ラフテーはこってりとした味でご飯やおつまみに合います。

普通の角煮料理と違うのは、調味料に泡盛と黒砂糖を使用されていることです。
とても沖縄らしいお料理ですね。

トンポーロー(東坡肉)

中国料理の1つで四川出身のトンポーさんが作ったと言われています。やや黒っぽい見た目で味が濃そうですが、食べてみるとあっさりとした味わいが特徴です。

ほかの角煮と違うとことは発覚などのスパイスが使われているので、独特な風味を味わうことができます。



スポンサーリンク




豚バラの皮つきの処理方法【まとめ】

今回は豚バラの皮付きについてご説明しました。

日本では皮の処理方法により皮付きの豚肉が売られていないことに驚きましたよね。手に入れる場合は、ネットを使ったり精肉店に足を運ぶほうが良さそうです。

もし豚バラの皮付きが手に入りましたら、ぜひご紹介したお料理に挑戦してみてくださいね!皮付きの処理方法もご紹介しましたので、また一味違ったお料理を見つけることができますよ!ぜひ参考にしてみて、これからの生活に取り入れていただけたら嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA