黒豆は黒くならない理由を解説!入れると黒くなる衝撃のある物とは?

おせち料理に欠かせない黒豆料理。

おせち料理以外では、黒豆を食べないのでお正月にたくさん食べるようにしています。


黒豆は体にとても良いのでぜひみなさんも食べるようにして下さいね。

黒豆は煮れば煮るほど黒くならないのはなぜなのか、色が薄くなるのはどうしてなのかご紹介します。



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黒豆の由来

黒豆がおせち料理に入っている理由は、「まめ」に働くことができますように、元気に、健康に過ごすことができますようにという意味も込められています。

また、黒豆にしわが寄るまで煮ることから、しわがよるまで長生きできるようにということで「長寿」という意味も込められています。



黒豆を煮ると黒くならないのはどうして

黒豆を煮ていると、黒色が薄くなって灰色になったりすることがあると思います。

どうして黒くならないのかというと、黒豆の色素が水溶性の為、煮ると色が溶けてしまうからです。

そのため煮れば煮るほど黒豆の綺麗な黒い色が溶けて消えてしまいます。



黒豆煮る方法(普通の鍋)

材料 …黒豆(200グラム)、塩(少々)、水、砂糖200グラム

作り方
①黒豆を1晩水に豆がかぶるぐらいまでつけておきます。
②新しい水にかえて、煮ます。
③少し煮立ったらお湯を捨てて新しい水にします。
④砂糖を半分入れて弱火で煮て、煮あがったらそのまま覚ます。
⑤次の日に残りの砂糖を入れて煮たら完成です。

作り方はとても簡単です。

しかし何度も水を替えたり、何回も煮たりするので大変ですが、ホクホクのおいしい黒豆ができるのでぜひ作ってみて下さいね。

鍋で作るのは簡単ですが、何度も時間をかけて作ることで、忙しい方には圧力鍋を使うことおすすめします。



圧力鍋での黒豆の作り方

材料…黒豆200グラム、砂糖140グラム、醤油(小さじ2)塩(少々)、水500ml(4カップ)

作り方
①…黒豆を水で洗い、水気をとってください。
②圧力鍋に水を入れて、強火にかけて沸騰したら火を止めて一晩漬けておきます。
③圧力鍋のふたをして、強火にかけてください。おもりがふれたら弱火にして20分加熱し火を止めてください。
④自然冷却して下さい、煮汁につけておくことで味もつき、黒豆の色素も戻ります。
完成です。

圧力鍋の方が普通の鍋で煮るより短時間で作ることができるのでおすすめです。



黒豆が黒くならない時の対策方法

黒豆を煮ると色が薄くなります。

そんな時は「錆びた釘」をいれてください。

錆びた釘を入れると知った時とても衝撃的でした。

食べ物に錆びた釘を入れて大丈夫なのかと心配になりました。

調べたところ、錆びた釘なら害はないようです。

しかし錆びた部分が青かったりしたら毒性があるのでこの釘は入れないでください。

どうして錆びた釘を入れた方が良いかというと、黒豆の皮の色素はアントシアン系の色素で、金属イオンと結びつくと色が鮮やかになる性質をもっているからです。

そのため鉄製の釘をいれることで黒豆の色が落ちにくくなりツヤも綺麗になるようです。

黒豆を煮込む前に清潔な布やガーゼに包んで入れても効果があるので、是非作る時に端してみて下さい。




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黒豆が黒くならないのはなぜ?【まとめ】

黒豆は黒くならないのはなぜ?色が薄くなるのはどうしてなのかについて詳しく解説していきました。

黒豆を煮ると、黒くならなかったり、色が薄くなったり、色が出なかったりします。

黒豆を煮る時は圧力鍋を使うと時間短縮にもなりますし、煮た汁に豆を付けておくと黒色やつやが戻ることもあるので、作る時の参考にしてください。

また昔ならではの方法で錆びた釘を煮る前の水に入れておくと、豆の色が薄くなるのを防いでくれるので、ぜひこちらも試してみて下さい。

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