ガストでクオカードってもう使えないの?その終了理由と今後! 

プリペイドカードと聞くと「クオカード」を連想される方は多いかと思います。クオカードは手軽に購入でき、ご贈答用としても活躍する日本を代表するプリペイドカードですね。

クオカードを使える店舗は全国で57,000店以上にもなり、主にコンビニ等で使えることは有名です。


ファミリーレストランのガストでも以前は使えておりました。しかし現在は使えません。ガストを含むすかいらーくグループでのクオカード取り扱いは2018年6月30日をもって終了いたしました。

これからガストでクオカードを使おうと考えていた方には大変残念なニュースかと思います。そこで今回は、ガストでクオカードが使えなくなった理由を推測を含めて述べたいと思います。今後クオカードが使えるようになるか?のヒントにして頂けたらと思います。

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ガストのクオカードなぜなくなった?

大きく分けて二つの理由があるかと思います。あくまでもすかいらーくグループで10年以上店長をしていた者の推測として聞いて頂けるとありがたいです。


理由1 クオカードに変わる新たな支払い方法の台頭

SuicaやPASMOといった交通系ICカードが登場し、交通上の会計が劇的に早くなりました。

そのような交通系ICカードは店舗にも導入され、少しずつ展開され始めたことがガストでクオカードが廃止された理由の一つです。

ちょうどその頃、ガストを始めとするすかいらーくグループの会計に「個別会計お受けします」のサービスが導入されたころでした。連日レジ前には長蛇の列ができ、大変な状況が続きました。

少しでも早い会計方法を模索しておりました。クオカードはカードリーダーに挿入すると多少時間がかかります。その点も影響していたかと思います。


理由2 クオカード利用頻度の低さ

当時のすかいらーくグループのクオカード会計の頻度は一日に多い時で1名から2名程度でした。
誰も使わないなんて言う日も多かったと記憶しております。クオカード自体は世の中に浸透していましたが、ファミレスで使う感覚がなかったのだと思います。

クオカード会計用のカードリーダーがレジの横に設置されており、とても狭かった印象があります。レジ業務も煩雑化しており、ファミレスでは利用頻度の低いクオカードを廃止する決断に至ったのだと思います。




ガストで対応できる電子マネー、クレジットカード

では、今現在ガストで使用できるカードは何があるのか?一覧にしてみました。ご覧になってからお出かけください。


ガストで使える電子マネー決済

iD・楽天Edy・QUICKPay+・Kitaca・PASMO・Suica・manaca・TOICA・ICOCA・nimoca・はやかけん・SUGOCAが使えます。ただし宅配サービスには使用できませんのでご了承ください。

ガストで使えるカード決済

VISA・MasterCard・JCB・AMERICANEXPRESS・DinersClub・銀聯・Discover・JCB PREMOがガストで使えるクレジットカードです。宅配の場合はネット注文の際のみで、商品受け渡し時の会計には対応しておりませんのでご了承ください。


クオカードを使えるファミレスは?

クオカードが手元にたくさんあり、使うのならコンビニではなくファミレスがいい」とあきらめきれない方もいらっしゃるかもしれません。

現在、クオカードが使えるファミレスは「デニーズ」のみとなってしまいました。
飲食店であれば他に「上島珈琲」や「珈琲所コメダ珈琲店」では使えますがジャンルがカフェである為、利用動機が少し違うかと思います。


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ガストでクオカードってもう使えないの?その終了理由と今後! 【まとめ】

ガストでクオカードが使えなくなり早くも一年が経とうとしております。

逆を言えば、使えていた期間が10年以上もあったので戸惑いもある事でしょう。

交通系ICカードや電子マネーの普及率や会計時のスピード感などを考えると仕方のない決断だったのかもしれません。クオカードのガスト再導入は上述の事を考慮すると見通しは暗いのではないでしょうか。

先日、スマホ決済サービスの「Pay Pay」がすかいらーくグループで導入されると発表がありました。まずは宅配決済のみの様ですが、今後は店舗会計に展開されてゆくでしょう。

このように新しいものや、利用ニーズの高いものを常に導入し、顧客に不快感を与えないといのはガストの基本姿勢だと思います。

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