モスバーガーの値上げ推移をまとめ!理由と今後の見通しを解説!

色々なものが値上げしてますが、最近のモスバーガーの価格はどうなっているのでしょうか?

モスバーガーと言えば、ハンバーガー業界ではマクドナルドに次ぐ大手チェーン店です。

私たちにとって身近なお店です。

残念ながら、安さが売りのチェーン店であっても値上げの波は避けられないようです。


モスバーガーの商品も以前に比べると価格が高くなっていたのです。

よく利用する方も多いお店なので値上げは気になりますよね。

今、どのくらい値上げになっているのか、値上げの推移も追いかけながら確認したいと思います。

調べてみると、値上げせざる得ない理由と、モスバーガーならではの苦悩と戦略も見えてきましたのであわせてお伝えします。



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モスバーガー値上げ推移

モスバーガーが過去に値上げをしたことがなかったということはないようです。

気になるのは、近年立て続けに行われている値上げです。

モスバーガーは、2021年から3年連続で値上げを行っています。

主力商品の「モスバーガー」を例に挙げ、値上げの推移を見てみましょう。

2021年3月30まで 377円(店内) 370円(テイクアウト)

2021年4月1日〜  390円

2022年7月〜  410円

2023年3月〜  440円

価格の値上げ幅は年々大きくなって推移しています。

パーセンテージでは3.3%→5.1%→7.3%の値上げ幅です。

3月の値上げはその前の値上げから1年も経っていませんね。
値上げせざるを得なかった理由について、次で確認したいと思います。



モスバーガーの値上げの理由を解説。企業努力だけでは厳しい現状!

モスバーガー公式ホームページにあるニュースリリースの説明をもとに値上げの理由を整理して解説します。



2021年4月の値上げ

総額表示義務化に合わせ1円単位を無くすこと、人件費や食材の高騰などさまざまなコスト増加が値上げの理由です。

とくに、テイクアウト需要が増えた時期で包材費の負担が重くなったそうです。

前年のレジ袋有料化やコロナ禍でサプライチェーンの混乱もあったなか、無料提供の紙手提げ袋の使用量が増えたことは経費圧迫となり価格維持が難しくなったのかもしれません。




2022年7月の値上げ

世界的な原材料費の高騰や円安と物流費が上がったことによって値上げしています。

急激な石油価格の上昇など物価高についてニュースで多くなったのもこの年からでした。

石油高騰は多岐に影響しますし日本の原材料だけを使用しているわけではないですから、当然影響はあったと思われます。




2023年4月の値上げ

昨年値上げを行ったがその後も厳しい経営環境で現状価格での供給は極めて困難との説明があります。

経済の先行き不透明が続いており、前回の値上げだけでは採算改善に至らなかったようです。

対象商品は106アイテムのうち78アイテムあり、採算改善の必要性が多くの商品に及んだと想像がつきます。

とはいえ、フレンチフライポテトはサイズを3つに増やしSを減量しながらも10円値下げしてくれているのは、お客への配慮でしょうか。




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モスバーガーの値上げ推移【まとめ】

私たち消費者には残念ですが、物価高はしばらく続きさらなる値上げもあるかもしれません。

安価で身近だったファーストフードチェーン店がどうなるのか、推移を見てきましたが今後の見通しも気になりますね。

モスバーガーは、他チェーン店に比べちょっと高くてもおいしさ重視のイメージでした。

値上げは、ファミリーやボリュームを求める購入者にはより負担が大きく感じられるかもしれません。

そこでモスバーガーはハンバーガーをエントリー商品として価格据え置きにしていたのです。

さすが!と思う戦略ですが、もし物価高騰が続くと今後の見通しはどうなるでしょう?

エントリー商品の値上げや、モスバーガーこだわりのサービスも効率化のため変更を余儀なく変更となるかもしれません。

値上げで足が遠ざかるお客を繋ぎ止めるのに、高価格帯ながら品質は維持しつつボリュームの満足感は少し高めのメニュー開発などに期待したいですね。

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