海鮮丼のご飯は冷ますべき?白米と酢飯はどっちが正解?

お家で海鮮丼を作る時に、ご飯は冷ますべきなのでしょうか。

確かに、生のお刺身を炊き立てのアツアツご飯にのせると火が通ってしまって美味しくありません。

ご飯は適度に冷ましてから作った方が美味しいですが、白米と酢飯ではどっちが正しいのでしょうか。


お寿司屋さんで海鮮丼を食べると、殆どは酢飯で出てきますよね。

便利な合わせ酢があるとはいえ、酢飯を作らなければならないハードルがあると感じる方も多いのではないでしょうか。

実は海鮮丼は白米でも全く問題ないので、酢飯にするのが面倒な場合でも美味しく作れますよ。

ご飯を冷ます必要はありますが、海鮮丼には白米でも酢飯でも有りです。

この記事では、海鮮丼のご飯を冷ますべき理由や、白米と酢飯それぞれのメリットを紹介していきます。



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海鮮丼のご飯は冷ますべき?

※熱々だとお刺身に火が通る

炊き立ての熱いご飯にお刺身をのせると、ご飯と接した部分に火が通って白く変色してしまいます。

食感もボソボソと悪くなってしまいますし、鮮度も保てなくなり生臭さが出てきます。

お刺身自体の温度も上がってしまうので、よほどすぐ食べない限り食中毒の危険性もあります。

そのため、ご飯は必ず粗熱を取って冷ました状態で使用します。

ご飯を冷ます際には、炊飯器からボウル等に移して切るように混ぜながら、うちわなどで扇ぎます。



※急ぐ時はどうする?

ご飯を冷ましている時間がない!という時の裏技、というわけでもありませんが対策方法を紹介します。

比較的熱め~温かめのご飯を使う時は、お刺身をのせる前にワンクッションを作ります。

お手軽なのが海苔や桜でんぶ、少し余裕があれば刻みネギや錦糸卵などです。

刻み海苔を敷き詰めるだけでもクッションになり、お刺身に直接ご飯が触れて火が通るのを防ぐ役割をします。



海鮮丼のご飯は白米?酢飯?

※どちらでも有り!

海鮮丼のご飯は白米でいいのか、酢飯にすべきか迷うことがありますよね。

結論から言うと「どちらでもOK」です。

ツヤツヤの白米とお刺身の組み合わせが好きなら白米でも十分ですし、お寿司屋さんでいただくような本格的な味を求めるなら酢飯が向いています。

それぞれに良さがあるので、お好みでどちらでも好きなスタイルで楽しみましょう。



※白米のメリット

白米で海鮮丼を作るメリットを紹介します。

・急いでいる時に時短になる
・糖分や塩分摂取量を抑えられる
・子供が酢飯嫌いの時に

急いでいる時に酢飯を作るのは手間がかかりますし、白米ならあらかじめ早めに炊いておくことで冷める時間も短縮しやすいです。

上の項で紹介した「ワンクッション」を活用するのもおすすめです。

そして、実は酢飯には意外に多くの砂糖と食塩が使われているので、糖分や塩分を知らずに多く摂ることにつながります。

糖分や塩分を出来るだけ控えたい方には、シンプルに白米がおすすめです。

また、子供が酢飯嫌いの場合もありますよね(筆者も子供の頃は酢の匂いが苦手でした)。
白米でも海鮮丼は全く問題なく作れるので、お子さんとも楽しめますよ♪



※酢飯のメリット

・酢の殺菌効果、臭み消しが期待できる
・酢飯を作ることにより、ご飯がほど良く冷める
・お寿司屋さんのような本格的な味を楽しめる

特にアジなどの足の速い青魚を使う場合は、酢の殺菌効果や臭み消しが期待できます。

夏場は魚介類の傷みがさらに早まるので、安全性の面からも酢飯はおすすめです。

また、酢飯を作る過程でご飯は冷めるので、具材が温まってしまうことも防げます。

お寿司屋さんでいただく海鮮丼のような本格的な味わいも、酢飯だからこそですね。



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海鮮丼のご飯は冷ますべきなの?【まとめ】

お家で海鮮丼を作る場合、白米でも酢飯でも全く問題ありません。

大事なのは、「ご飯をしっかり冷ますこと」です。

炊き立ての熱いご飯にお刺身をそのままのせると、熱が伝わって白っぽくなり、食感や味も悪くなります。

生臭さも出て、鮮度も保てなくなってしまいます。

どうしても時間がない時は、刻み海苔などをご飯の上に敷き詰めてワンクッション置くことで、熱の伝わりを緩和できますが、なるべく粗熱は取ることをおすすめします。

お家で作っても美味しい海鮮丼、ご飯を冷ますことだけ留意しながら、白米でも酢飯でも好きなスタイルで楽しんでみましょう。

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