お刺身漬けにすると日持ち期間が伸びる?翌日の美味しい食べ方も紹介!

無類の和食好きである筆者は、夕食のメニューがお刺身だとテンションが上がります。

生ものなので夕食で残さず食べ切りたいところですが、どうしても家族の予定が狂ったりして余らせてしまうこともたまにあります。

そんな時は醤油漬けにして翌日に食べたりしますが、お刺身漬けにすることで日持ちは伸びるのでしょうか。


お刺身漬けは残ったお刺身をタッパー等に入れて、醤油などに漬けておくだけの簡単な保存法です。

醤油の高い塩分濃度で保存性を高め、生魚の臭みも抜けるので、漬けの方が好きという方も多いのではないでしょうか。

とはいえ生ものなので、翌日のうちに食べ切りましょう。

この記事では、お刺身漬けがどのくらい日持ちするのか解説していきます。



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お刺身が余ったらどうする?

※醤油などに漬けて「漬け」にする

お刺身が余ったら、醤油やだし醤油に漬け込んで「お刺身漬け」にします。

醤油+料理酒+みりんで漬けタレを作っても良いですし、わさび醤油に漬けるのも大人の味です。

カツオなどポン酢に合うお刺身はポン酢漬けにしても美味しいですし、にんにく醤油もおすすめです。

意外なところでは、ブリのお刺身を「液体みそ」になじませておき、ご飯にのせて刻みネギを添えると絶品になります。

漬けにすると塩分がお刺身にしみ込み、身が締まってもっちりとした食感になります。

ご飯も進むので、お刺身が少しだけ余った時でも家族で漬け丼を楽しめますよ。



※フライパンで焼いて食べる

筆者が子供の頃、余って醤油漬けにしたお刺身をフライパンで焼いて、母がお弁当に入れてくれたのを覚えています。

マグロのお刺身を漬けにして、中央に火が通るくらいに焼くと、赤身らしい弾力があって食べ応えも出ます。

長ネギやアスパラなどの野菜と一緒に炒めて食べても美味しいですよ。



お刺身漬けで日持ちが伸びる?

※塩分で保存性が高まる

古くから「塩漬け」による保存法が行われており、塩分で雑菌の繁殖を抑えることを応用したのが「お刺身漬け」です。

お刺身を漬けにすることで日持ちが伸びるとされていますが、正確に「〇日まで伸びる」ということは断言できません。

お刺身は傷みやすい食品なので必ず「消費期限」が表示されており、殆どの場合は「買った当日」です。

まれに翌日の日付が表示されていますが、出来るだけ消費期限内に、遅くとも翌日には食べましょう。

醤油などの調味料の濃い塩分で保存性が高まるとは言われていても、元々鮮度が良くないものは漬けにすれば日持ちが復活するわけではありません。

もし生臭さが強かったり明らかに劣化していたりする場合は食べるのを避けます。



※漬けに向かないお刺身は?

漬けに向くお刺身、あまり向かないお刺身もあります。
向いているもの:マグロ、ブリ、サーモン、カツオ、タイ
あまり向かないもの:サンマ、イワシなど足の速い魚

マグロやサーモンなど脂の多い魚は、調味料の濃い塩分にも負けないくらいの旨みがあります。

タイなどの白身魚も、あっさりとしていながら醤油ダレの旨みで身が締まり、丼やお茶漬けに最適です。

一方、お刺身漬けに向かないのは、そもそも傷みやすく日持ちがしない魚です。

調味料に漬けて時間を置いて食べるよりも、消費期限内に美味しく食べ切ってしまいましょう。



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お刺身漬けの日持ちは何日?【まとめ】

余ったお刺身を漬けにするのは一般的に行われていて、消費期限の翌日までは日持ちするといわれています。

醤油など塩分濃度の濃い調味料に漬けておくことで雑菌の繁殖を抑え、保存性が高まるとされています。

確かに漬けにして一晩置くと、身が締まって生臭さも抜けた気がしてとても美味しいですよね。

お刺身が余った際のアイディアとして、昔から行われている保存法ですが、やはり生の魚なので日持ちを過信せず、翌日のうちに食べ切るのがおすすめです。

とはいえ、お刺身漬けにすることでなんともいえない味わいや旨みが出るのも確かなので、漬けを上手に楽しんでくださいね。

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