椎茸の裏が茶色になっても食べられる?腐った時のサインを解説!

スーパーで買ってしばらく冷蔵庫に置いた椎茸。

傘の裏が白くて張りのある椎茸を選んで買ったはずなのにいざ使おうとしたら傘の裏が茶色や黒色になって萎びてるなんてことありませんか?


せっかく買ったしいたけがそんな変色してたら食べていいのか不安になりますよね。

食べてみたらお腹を壊したなんてことになったら目も当てられません。

今回は椎茸の傘の裏が茶色や黒色に変色していたら食べられるのかどうか解説していきます。しいたけが腐って食べられなくなるときのサインも教えていきます!



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椎茸の傘の裏が茶色くなる原因

そもそもしいたけは日持ちしない食材です。

冷蔵庫に入れて1-2週間もしたらどんどん傷んでいきます。

椎茸に限らずきのこは水分が苦手なので買ったときのパックに入れたまま冷蔵庫にいれていたら傷みも進んでしまいますので気をつけてください。

しいたけの変色は「酸化」と「腐敗」が原因でおきます。

酸素に触れやすい環境に置いておくと酸化しやすいです。

きのこは酸化酵素をもっていますが酸素の少ない条件下に置いておくと酸化酵素が働かず変色しにくくなることが分かっています。

密封してあげると酸素に触れづらくなり変色を防ぐことができますが難しいのはここから。

酸素が少ない密封下の環境では今度は腐敗を引き起こすバクテリアが増殖するため腐敗しやすくなるのです。

このようなバクテリアはむしろ酸素を嫌います。

そのため酸素の少ない密封下に椎茸をおくと腐敗が進んでしまうんです。

変色を防ぐためには冷蔵庫にいれるなどして低温保存するのがよいでしょう。

個体差や湿度も関与するため完全に防ぐのは難しいので早めに食べた方がよいでしょう。



椎茸の傘の裏が茶色くなっても食べられるか

そんな管理の難しい椎茸ですが傘の裏が変色するようなことになってしまったら食べられなくなってしまうのでしょうか。

そんなことはないです。

冷蔵庫に入っていた椎茸を裏返したとき傘の裏や軸が茶色くなっていても食べられます。

傘の裏の変色は椎茸の鮮度が落ちてきたサインです。

鮮度が落ちてきただけなら食べられるので捨てずに調理に使いましょう。

ただし、より変色が進み、椎茸の傘の裏や軸が茶色から黒色に変色してきたら危険信号です。

腐敗が進んでいるサインなので食べない方が無難です。

きのこは成熟度や個体差が非常に大きく腐敗や酸化の進行は均等ではありません。

調理前に冷蔵庫の椎茸を取り出したら必ず裏返し、椎茸の傘の裏や軸が茶色や黒色に変色していないか確認しましょう。


腐ったときのサイン

傘の裏や軸の変色以外に椎茸が食べられない状態になっているサインがあります。

明らかに普段の椎茸とは違った様子をになるので五感を使って見極めましょう。

まずはぬめりです。椎茸を触ったことがある人は分かると思いますが椎茸はぬめりのないきのこです。

なめこは滑りがあるきのこですが椎茸はないので触って滑りを感じるようなら食べずに処分した方がいいです。

匂いも大切です。アンモニアのような臭いや酸っぱい臭いがしたら腐敗臭の可能性がありますのでこれも処分した方がいいです。

見た目ももちろん大事です。

傘の表面に青や緑の斑点がついていたらそれは青カビが発生した証です。

食べないようにしてください。

ときおり白い綿のようなものが傘の表面を覆っていることがありますがこちらは青カビとは関係ありません。

菌糸が表面に発生する気中菌糸という現象なので食べても問題ありません。

これは白カビと混ざっていることもありますが白カビなら胃で普通に消化されるので体に害は与えません。

ちなみに調理後にも腐ることがあります。

食べて酸っぱい味がしたらそれは腐っているのでもったいないですが食べずに捨てましょう。



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椎茸の裏側が茶色になったけどまだ食べられる?【まとめ】

傷みやすい椎茸。

鮮度が高いうちに食べきりたいですね。

たとえ保存が長引いても食べられるか見極めてお腹を壊さないようにしましょう。

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