おせちの数の子はなんの卵?生で食べられる?食べ方をご紹介

おせちの中でも代表的な食材の数の子は、祝い肴の一つです。

関東では、「黒豆」「田作り」、関西では、「黒豆」「たたきごぼう」と一緒におせちには欠かせない一品として重宝されています。

おせちには欠かせない数の子ですが、数の子のことを詳しく知っていますか?


数の子は、なんの卵かご存じでしょうか?

また、数の子の食べ方はどうやって食べたらいいのだろう。

生で食べられる?と疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、数の子はなんの卵なのか、数の子は生で食べられる?などの疑問にお答えして、数の子の食べ方についても詳しくご紹介したいと思います。



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数の子はなんの卵?

数の子は、ニシンの魚卵のことを言います。

一般的に出回っているものは、ニシンの魚卵および、卵巣を塩漬けにしたもの、または、調味液に浸けて加工したものが多いです。

旬の時期には、希少な生の数の子も出回ります。

昔は、北海道の水揚げがとても多かったのですが、近年は水揚げ量が減っており、国産のニシンはあまり出回らなくなりました。

最近では、アメリカやカナダなどから輸入されており、売られている数の子のほとんどが、輸入品になっています。



数の子は生で食べられる?

数の子は、生で食べられる?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

数の子はニシンの魚卵、卵巣を「塩漬け」または「天日干し」にしたものが多く、生で食べられる数の子が出回るのは、とにかく稀です。

旬の時期に、一部の地域限定で、生で食べられる数の子が出回ることがあるそうですが、

数の子を生で食べられることは、ほとんどと言って良いほどないのではないでしょうか。

数の子は、加工の仕方によって金額が変わってきます。

高級な順に「干し数の子」「塩蔵数の子」「味付け数の子」で金額が大きく違います。



数の子の食べ方

数の子の多くは、「塩蔵数の子」が多く、そのまま食べようとすると、塩分がきつく、かなり塩辛いので、【塩抜き】という作業が必要になります。

【塩抜き】とは、塩水に浸けておくことで、数の子に含まれる塩分を抜く作業の事をいいます。

【塩抜き】の作業は、時間をかけて行います。

3時間塩水に浸けて、その後新しい塩水を作り、さらに3時間塩水に浸けておきます。

ゆっくりと時間をかけて【塩抜き】の作業をすることで、程よい塩気の数の子を食べることが出来ます。

そして、薄皮をはがしたものに味付けをすると美味しく仕上がります。

調味液に浸けた数の子に鰹節をのせて食べる食べ方が一番ポピュラーですね。

しかし、数の子が余った時には、調味液に浸けた数の子をアレンジした食べ方で数の子を食べてみてください。



数の子をアレンジしよう

数の子をそのまま食べるだけではなく、別のものにアレンジした食べ方をしてみては、いかがでしょうか。

数の子は、賞味期限も短いので違う食べ方をすることで、無駄にせずに美味しく食べきることが出来ますよ。

・数の子ポテトサラダ
ポテトサラダに数の子を小さくちぎって入れてみましょう。

数の子に塩味があるので、マヨネーズの量を減らして調整をしましょう。



・数の子のクリームチーズ和え
数の子とクリームチーズを適当な大きさに切り、お醤油を少し加えて混ぜます。

鰹節を上にトッピングして出来上がりです。



・数の子と水菜のサラダ
数の子と水菜をざく切りにし、市販のドレッシングで和えます。

和風ドレッシングや青じそドレッシングなどがとてもあいますよ。





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数の子はなんの卵?【まとめ】

おせちには、欠かせない食材の数の子は、なんの卵かというとニシンの魚卵です。

生で食べられる?と思っている方は、少し注意が必要です。

旬の時期には、一部の地域で生の数の子が出回るので、生で食べても問題ないですが、塩漬けにされている数の子は、塩抜きが必要です。

塩抜きをして、調味液に漬け込んで食べる食べ方が一般的ではないでしょうか。

そのまま食べることに飽きた方は、アレンジをすると最後まで美味しく食べることができますよ。

おせちには、たくさんの食材が使われていますが、数の子のように、なんの卵だろう?と普段食べない食材について調べてみると、とても詳しくなりますね。

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