バーミヤンのレバニラってメニューから無くなった!その意外な理由とは?

皆さんはレバニラをよくご存じかと思います。

ご飯にも合うし、おつまみにもよく合う料理でお好きな方も多いことでしょう。


半面「レバーはにおいがあるので苦手」という方がたくさんいるのも事実です。バーミヤンにもレバニラはありました。バーミヤンのレバニラは苦手とする人も不思議と食べられる程の匂いや癖のなさが売りでした。

ハッキリとした醤油ベースのたれとニンニク、ショウガで炒めた商品です。


私も店長時代に「他のレバニラは苦手だけどバーミヤンのはおいしく食べられる」というお声をよく頂いておりました。そんなレバニラもバーミヤンのメニューからすでに姿を消しております。


なくなった時はお客様から「なぜなくなったの?」や「復活はないの?」など質問が相次ぎました。それだけ人気のあった商品だったのです。ここではバーミヤンからレバニラが消えた理由、レバニラに代わるメニュー等を解説してゆきます。


理由がわかればレバニラがなくなった事に理解を示していただけるかもしれません。

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バーミヤンのレバニラなぜなくなったの?

レバニラがバーミヤンの商品として誕生したのは2000年頃だったと思います。販売当初から評判がよく、すぐに売れ筋メニューに成長しました。レバーと大量のニラやもやしと一緒に炒めた商品は、お子様からお年寄りまで多くの方から注文いただきました。

しかし2013年頃のメニュー改定でレバニラは廃止となります。なぜなのか?答えはバーミヤンの商品部しかわかりませんが、元バーミヤンの店長が推測を含めてお話ししたいと思います。


理由その(1)レバーの取り扱いが難しい

ご存知の通り、レバーという食材は衛生管理がとても難しいです。バーミヤンでもレバーの取り扱いは厳重でした。取り扱いマニュアルに沿って専用のトングで調理します。

それだけ手間のかかる商品という事です。また、全店で統一した取り扱いが出来なければ、食中毒のリスクを伴う事にもなります。バーミヤンのレバニラはとても人気の高い商品ですが、食中毒をだしてしまっては会社の存続にもかかわる事です。その点からもやむなく廃止した可能性があります。


理由その(2)コストがかかる

バーミヤンのレバニラは当然厨房で炒めて作られています。初めに下味のついたレバーを高温の油で素揚げするのですが、その際の油劣化が著しいのです。レバニラを3人前~4人前作ったら油壷の白絞油をすべて交換しなければなりません。

売れ筋ですがそれだけコストのかかる商品という事です。

バーミヤンメニュー、レバニラはなくなったが…

バーミヤンのレバニラは確かに人気でした。しかしメニューから消えてしまったので色々言っても仕方ありません。そこでレバニラと同様に、お肉を油で素揚げして野菜と一緒に炒めている同等商品をここでご紹介いたします。

レバニラとは違いますが、どれもお肉の旨味とソースや野菜の絡みが絶妙な商品です。

●チンジャオロース ¥699(税抜き) 
素揚げされたお肉と、ピーマンやタケノコ、玉ねぎといった野菜が醤油ベースのソースで炒められた一品です。

●バルサミコ酢の黒酢豚 ¥699(税抜き)
サクサクに揚がった豚のひれ肉がレンコンやタケノコと一緒にバルサミコ酢のソースでしっかりと絡められた一品です。

●ホイコーロウ ¥599(税抜き)
バーミヤンきってのロングセラー商品です。豚肉とキャベツが甘辛の味噌ソースで味付けされた一品です。

●豚肉とキクラゲ玉子炒め ¥599(税抜き)
豚バラ肉とふわふわの玉子とキクラゲがオイスターベースのソースで味付けされた一品です。



いかがでしょうか?形こそ違いますがレバニラ以上の商品もあったのではないでしょうか?勿論、ここでご紹介したのはほんの一部です。実際に店舗のメニューを見てみると、思わぬ発見があるかも知れませんね。



レバニラのカロリー

レバニラのカロリーは単品で約200カロリー、定食にすると約800カロリー程になります。

レバニラと言えばヘルシーという印象を待っている方もいますが、実はバーミヤンの他の炒め物メニューと同等もしくはやや高めのカロリー設定です。油で揚げたり、炒めたりの工程で完成する商品なので当然と言えば当然ですが。

バーミヤンのレバニラはどちらかというとスタミナ料理というとらえ方をしていたようです。

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バーミヤンのレバニラが無くなったの?その意外な理由とは?【まとめ】

バーミヤンからレバニラが消えて数年経過しようとしています。私もレバニラが大好きだっただけに残念です。

未だに「バーミヤンのレバニラが食べたい」と思うこともあるくらいです。しかし、悲しんでばかりいられません。逆に言うとあれだけ美味しいレバニラが作れるバーミヤンであれば、他の商品も美味しいに決まってます。


そう思いながら今日もバーミヤンに通うようにしています。

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