ちらし寿司はどのくらい日持ちする?冷蔵&冷凍での保存方法も紹介!

ちらし寿司は、誕生日会などのパーティーメニューの定番ですよね。

お子さんの誕生パーティーにちらし寿司があるとテーブルも映えて喜ばれそうですが、食べ切れず残ってしまうこともありますよね。

後に家族で食べるか、冷蔵庫に入れて明日食べるか、になってしまいますよね。

ところで、ちらし寿司はどのくらい日持ちするのでしょうか。


使用する具材にもよりますが、出来れば翌日のうちに食べ切るのが望ましいです。

お米は低温で固くなる性質があるので常温保存がベストですが、冷蔵庫で保存する場合は野菜室がおすすめです。

この記事では、残ってしまったちらし寿司がどのくらい日持ちするのか、正しい保存方法やアレンジについても紹介していきたいと思います。



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ちらし寿司はどのくらい日持ちする?

※具材が加熱済みの場合

ちらし寿司の日持ちは、使っている具材によっても違ってきます。

甘辛く煮たしいたけとニンジン、レンコンの酢漬け、錦糸卵、桜でんぶなど、加熱済みの具材や傷みにくい具材を使っている場合は翌日くらいまでなら常温保存または冷蔵保存で食べられます。

※具材に生ものを使っている場合

ちらし寿司は酢飯を使っているから日持ちしそう、と思われるかも知れません。

そもそも酢飯に使うすし酢は、酢の他に砂糖や塩が加えられているため純粋な酢ではありません。

その上、サーモンやまぐろ、いか、いくらなどを使った海鮮ちらし寿司になると日持ちはしません。

にぎり寿司が翌日までもたないのと同じで、残ったものは保存せず、食べ切れる分だけ作ることが大切です。

どうしても残ってしまった場合は、上に乗せていた魚介類を取って、漬けにする等して別に保存します。



ちらし寿司の正しい保存法と食べ方

※本来は常温保存

意外かもしれませんが、ちらし寿司は冷蔵保存に向いていません。

酢飯のでんぷん質は低温で保存すると固くなってボソボソとしてしまうため、できるだけ常温の冷暗所で保存することが望ましいです。

寿司桶があればそのまま布巾をかけてラップをして、冷暗所に置くのがベストです。

寿司桶は食材の湿度をコントロールしてくれるので、酢飯の劣化を防ぎやすくなりますが、寿司桶のない場合はちらし寿司を小分けにしてラップに包んで、やはり冷暗所に置きます。

日持ちは翌日を限度として、お弁当などで食べ切りましょう。

また、夏場の暑い時期に常温保存するのは危険なので、冷蔵や冷凍保存した方が安全です。



※冷蔵庫の野菜室で

気温の高い時期や、やはり常温保存が不安な場合は、冷蔵庫の野菜室がおすすめです。

野菜室はおおよそ7~10℃と、冷蔵室よりも温度が高いので、比較的酢飯の劣化が起こりにくいです。



※冷凍はできる?

冷凍保存はあまりおすすめできませんが、どうしてもという場合以下の方法で冷凍しましょう。

ちらし寿司を小分けにしてラップで包み、ジッパーバッグに入れて出来るだけ空気を抜いて冷凍庫に入れます。

冷凍することによって酢飯の水分が抜けて食感が悪くなるので、保存期間は2週間が限度です。

生の具材を一緒に冷凍しないのはもちろんですが、もし具材にこんにゃくを使用している場合は取り除きましょう。

冷凍するとこんにゃくから水分が抜けて、しぼんだゴムのようになって美味しくなくなってしまいます。



※蒸し寿司にして食べるのもおすすめ

保存した場合の食べ方ですが、常温保存したものはそのまま食べます。お弁当に入れたり海苔巻きにアレンジしたりしても良いですね。

生の具材を漬けにしておいて、食べる時に乗せるのもおすすめです。

冷蔵保存した場合は常温に戻すか、蒸し器で「蒸し寿司」にするとふっくらした食感が戻ります。

冷凍保存した場合も、自然解凍してから蒸し寿司にするのがベストです。

電子レンジでも加熱できますが、酢の風味が飛んでしまうので、「追いすし酢」をするとより美味しく食べられます。



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ちらし寿司の日持ちは?【まとめ】

ひな祭りや誕生日など、お祝い事には欠かせないちらし寿司ですが、つい作り過ぎてしまったり食べ切れなかったりすることもありますよね。

どうにか保存して食べられないか悩むところですが、常温や冷蔵なら翌日くらいまでなら日持ちします。



常温なら暑い時期を避けて冷暗所で、冷蔵ならラップでしっかり包んで野菜室に入れます。

その場合、一緒に保存するのは加熱してある具材だけにして、生の具材は必ず別にします。

冷凍する場合はラップとジッパーバッグでしっかり包んで、2週間を限度に保存します。

常温保存した場合はそのまま食べられますが、冷蔵、冷凍した場合は蒸し寿司にするとふっくらした酢飯の食感がよみがえります。

とはいえ、ちらし寿司は元々日持ちする食品ではないので、食べる分だけ作って美味しいうちに食べるのがベストですね。

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