クッキーの生地を寝かせないとどうなるの?寝かさないクッキーの作り方

お菓子作り、楽しいですよね。中でもクッキーはお菓子作り初挑戦の方にもおすすしやすいスイーツです。

レシピを見てみると「生地を寝かせる」という手順がよくでてきます。


生地を寝かせる?どういう意味?そのまま常温で机の上などに置いておくこと?それとも冷蔵庫に入れて冷やすっていう事かな・・。一体何のことかよく分からないですよね。

「クッキーの生地を寝かせる=グルテンの力を弱めるという事です。」

難しい言葉が出て来ましたね、でも大丈夫です。

結論を言うと、生地を冷やさないと粘ついて扱いにくくなるのです。でも中には冷やさなくてもクッキーの種類や作り方があります。

時短で作りたい方や子供と一緒に簡単に作りたい方にはおすすめです。早速ご紹介しましょう!




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クッキーの生地を寝かせる理由とは?

グルテンの力を弱め、生地を冷やすことでバターを溶かさないため扱いやすくなり、成形しやすくなるためです。早速「グルテン」という言葉が出て来ましたね・・。

「グルテンフリー」などという言葉は耳にした事があると思います。「グルテン」というのは粘りを出す成分を出す物質の名前で、クッキーの生地の中にはこれが入っています。クッキーの生地には、このグルテン(生地の粘り成分)が入っています。

クッキーのレシピには「混ぜ過ぎない」という文が必ずと言っていいほど書いてあります。

生地を混ぜすぎると、グルテンが沢山発生してしまい、生地が粘ついて扱いにくくなってしまいます。

そこで、グルテンの発生を抑えるために冷蔵庫で生地を寝かせます。


クッキーの生地を寝かせないとどうなるの?

生地を寝かさないと、生地が粘ついて柔らかくなって扱いにくくなります。

生地の温度が低ければグルテン(粘り成分)の働きが弱くなり、冷やすことで生地の中にあるバターも溶けないため扱いやすくなり、食感がサクサクのクッキーになるのです。

他にもクッキーの生地を寝かさないと「焼き上がりが硬くなる」」「生地にムラができる」など食感や仕上がりに影響が出て来ますから、クッキーの生地は必ず寝ことをことお勧めします。


生地を寝かさないクッキーの種類と作り方

クッキーの生地を寝かせることはとても大事なことだとお伝えしましたが、実は生地を寝かさなくても出来るクッキーのレシピもたくさんあります。

私達がよく知っている絞り出しクッキー、メレンゲクッキー、ラング・ド・シャ、スノーボールクッキー、アーモンドチュイール、マカロンなども生地を寝かさないクッキーに分類されています。こうしたクッキーを作るのも楽しいですよね。

どうしても時短で作りたい時や、お子様と一緒に作る時、または生地を寝かせた時と寝かさない時の違いを確かめたい時に、生地を寝かせずに出来る基本的なクッキーのおすすめのレシピをご紹介しましょう。

《卵不使用》サックサク!!やみつきクッキー | レシピサイトNadia (oceans-nadia.com)


クッキーミックスという選択肢も!?

スーパーや一部の100均一の製菓コーナーにいくと「クッキーミックス」という商品が置いてあります。

クッキーミックスは、材料を1から準備しなくても全部が粉の中に入っており、水だけ、卵だけなど1~2品を入れて捏ねるだけで簡単にクッキーが出来る商品もあります。

基本的に生地を寝かせる必要もありませんし、なんだったらオーブンも使わないものまで。

準備から片づけまで時短で簡単に出来ます。お子様と一緒に作る時、生地を冷やしたり、オーブンで予熱をしている間にどうしても飽きてしまうので、こういった商品は最後まで楽しくお菓子作りができることでしょう。


クッキーミックスのおすすめ14選!バターなしでできるタイプも | HEIM [ハイム]




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クッキーを寝かせないとどうなる?【まとめ】

いかがでしたか。「クッキーの生地を寝かせないとどうなるの?寝かさないクッキーの作り方」は参考になりましたか。おさらいすると、

・クッキー生地を寝かせる理由は、グルテン(粘り成分)の発生を抑えるため。生地を冷やすことで適度に固く扱いやすくなり、成形しやすくなる。

・クッキーの生地を寝かせないとどうなるのか、グルテンの発生を抑えることが出来なくなり、粘ついて扱いにくい生地になる。焼き上がりは硬く、食感もサクサクにはならず、生地にムラができる可能性がある。

・生地を寝かさないクッキーの種類は、絞り出しクッキー、メレンゲクッキー、ラング・ド・シャ、スノーボールクッキー、アーモンドチュイール、マカロンなどがあり、こういった生地を寝かさない種類のクッキーを作るという選択肢もある。

・クッキーミックスとは、準備から後片付けまでがとにかく時短で、簡単に出来るのがクッキーミックスです。基本的に生地を寝かせる必要もない。
クッキーを作る上での理論的なお話をしましたが、決して生地を寝かさないクッキーはクオリティの低いものではないことも分かりました。
お子様を最後まで飽きさせずにクッキーを作りたいママや、忙しいけどクッキーを作ってプレゼントしたい方にも、様々な条件に合わせて生地を寝かせないクッキーを作ることは良い選択なのです。
生地を寝かせてクッキーを作る際にはしっかりグルテンの働きを抑えましょうね。そうすることで、サクっとした美味しいクッキーが出来上がることでしょう。

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