食品添加物が入っている食べ物って?加工食品は添加物のかたまり

昔は食材を長持ちさせるために、燻したり、塩漬けにしたりとさまざまな工夫を行ってきました。他にも植物の種子や花を使って香りや、色をつけ今日の食文化は生まれたといわれています。

そうした天然の加工や過程を簡単に行うために開発されたのが、食品添加物です。

天然の香料や色素を使って加工したものもありますが、多くは化学合成によって生み出された添加物が利用されています。


中でも、市販のお弁当やおにぎり、調理済みの食品、カットされた野菜・果物には残念ながら多く食品添加物が含まれているため注意が必要です。

では、この食品添加物が入っている食べ物を食べ続けていくと私たちの体は大丈夫なのでしょうか?その疑問と、今後どのような食品を選んでいけば安全なのか食品を選ぶポイントをお伝えします。



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加工食品は添加物のかたまり

食品添加物が入っている食べ物には、まず加工品があげられます。

加工食品とは、市販のお弁当、おにぎり、調理済み食品、ちくわやかまぼこなどの練り物、缶詰、レトルト食品、インスタント食品、お菓子、冷凍食品など原材料に何かしら加工が施された食品のことです。

これらには、保存料、着色料、甘味料、増粘剤などたくさんの添加物を利用して作られています。

2015年の食品表示法で「/(スラッシュ)」の前が原材料、「/(スラッシュ)」以降が食品添加物と素人が見てもわかりやすく区別できるようになりました。

これで似たような食品でどちらを選ぼうか迷った時、添加物がより少ないものを選択することが容易に可能です。

食品添加物が入っている食べ物をとり続けたらどうなるのか

食品添加物は、食品安全委員会で食品健康影響評価(リスク評価)を行い、化学的データに基づきADI(許容一日摂取量)を設定しています。

そして、食品添加物の安全性確保のために厚生労働省が人の健康を損なう恐れのない場合に限り使用が認められています。

2021年2月3日更新の厚生労働省ホームページには、「最近の調査結果では、実際の摂取量は、健康への悪影響がないとされる「一日摂取許容量(ADI)を大きく下回っている。」との報告があります。

ただこの試験は、同じ哺乳類といってもラットやマウスなど体が小さい動物を使っての結果です。毒性試験として、28日短期間、90日中長期間、1年以上の長期間に分けられ調べられていますが、果たしてこの結果で安全と決定していいのでしょうか。

今後仮に安全性に問題となる結果が明らかになれば、添加物の基準は改正するとの記載がありました。ただ食品添加物が入っている食べ物により、その時点でどれだけの人の健康が脅かされてしまっているのか懸念されます。


添加物の入っていない食べ物

いくら日本が食品添加物の安全性を確認したものとはいえ、なるだけ口にしないことが望まれます。誰でもみな不健康には決してなりたくないはずです。

添加物が入っていないものには、「無添加」「オーガニック」の表示があるもの、旬の食材、昔ながらの伝統製法で作られた食品があげられます。

自然に沿って作られたものはやはり体は喜び、なんとなく調子が悪いという場合、食事内容を見直すだけで改善されることも多いです。



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食品添加物が入っている食べ物とは?【まとめ】

ただこれだけ食品添加物が入っている食べ物が蔓延している以上、摂取を全くゼロにすることは残念ながらほぼ不可能です。

中には必要な添加物も存在します。例えば豆腐を作る上で、添加物であるニガリは添加しないとあの形を作ることが出来ないのです。つまり、添加物の全てが悪くて不必要というわけではありません。

今後私たちが取るべき対策として、第一に加工品はなるべく摂らないこと。

そして商品を迷ったら原材料欄の/(スラッシュ)以降が少ないものを選ぶことにより、摂取する添加物は大幅に減らすことが出来ます。

ぜひ頭に入れて、自分と大切な家族の健康を守っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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