赤味噌は体に悪い・体にいい?どっちが本当なのか、上手な食べ方も解説!

味噌は塩分が多いので、高血圧や糖尿病になるのでは?と不安視されているようですが、実は違うのです。

見た目の色の濃さとは裏腹に、赤味噌は他の味噌に比べて塩分濃度は低いのです。

お味噌汁にしたりするために使う味噌の量は、好みの濃さにもよって変わるのでなんとも言えないですが、通常の量から考えても、実は赤味噌の方が塩分が低いなんて少し驚きですね。


また、白味噌よりも、赤味噌の方が全体的な栄養価が高いようです。

しかも、赤味噌は体に良い効果をたくさんもっているようですよ。



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赤味噌は体に悪いの?

「医者に金を払うよりも味噌屋に払え」と言われるように、実は赤味噌は栄養たっぷりで、体にいい健康食品なのです。

※赤味噌はメラノイジンの効果あり

赤味噌は、色味が赤から黒っぽい色をしています。

これは、熟成の過程で起こる「メイラード反応」(アミノ酸と糖の反応)によってできる「メラノイジン」という成分の影響なのです。

そしてこの「メラノイジン」は、糖尿病の予防、老化を防ぐ、善玉菌を増やす、など体にいい効果をもっています。

また、朝に赤味噌をとることで、アンチエイジング効果が期待されるそうです。

これは、老化を防ぐことと繋がりますね!

※腸内環境を整えてくれる効果

味噌には「植物性乳酸菌」が含まれています。

これは、ヨーグルトなどの動物性乳酸菌と違い、生きたまま腸まで届く確率が高いと言われています。

味噌汁には、食物繊維も含まれているので、便秘の改善にも効きますよ。

※胃がんを予防する効果

味噌には「脂肪酸エチル」という、酵素や酵母の働きによりできる物質があります。

この脂肪酸エチルが、癌を引き起こす物質の力を失わせてくれるそうです。

実際に、毎日味噌汁を飲む人と、そうでない人を比べると、約33%も胃がんの死亡率が低かったそうです。

※メンタルを整える効果

味噌汁には、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」の分泌を促す「トリプトファン」が含まれています。

精神を落ち着けるために「トリプトファン」系の薬が処方されることがありますが、薬に頼りたくない方は、味噌汁を飲む習慣をつけるとメンタルが整うかもしれませんね。

これだけみても、赤味噌が体に悪いなんて、どこから出た話なのか?と思いますね。

体に悪い赤味噌の食べ方

※味噌を食べすぎない

体にいい!栄養があるから!と食べ過ぎるのはいけません。

1日に、お味噌汁は2杯がいいともされています。

毎食、何杯もお味噌汁を飲むのは、逆に塩分の摂りすぎにつながってしまいます。

※減塩味噌やだし入りは避ける

スーパーでよく目にする、減塩味噌やだし入り味噌は、添加物が多く入っています。

また、添加物入りのものを長く食べていると、味の感じ方が変わり、どんどん濃い味になっていきがちです。

舌がバカになってしまう、というのがこういうことだと思います。

味噌汁だけでなく、他の料理にも赤味噌を使ってみよう!

赤味噌は、実はいろんな料理に活用できますよ。

※田楽に使う

ナスやこんにゃくの田楽に、赤味噌とみりんを混ぜて作った田楽味噌が合いますよ。

ナスの場合、ひき肉を入れて肉味噌にしても美味しいです。

※味噌とんかつのソースに使う

赤味噌と、料理酒、砂糖、みりんを混ぜて、とんかつのソースにしてみてください。

千切りキャベツとも相性が良く、キャベツもおかわりしたくなっちゃいますよ。

※炒め物に使う

我が家でも、よく回鍋肉などで赤味噌を使いますが、コクが出て美味しくできます。

簡単に、塩と赤味噌、みりんを最後に少し入れるだけで、野菜炒めなどで活用できますよ。



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味噌汁は体に悪い?【まとめ】

赤味噌は体に悪いと聞いたり、体にいいと聞いたり、一体どっち?と不安になっていた方、赤味噌は、体にいいので気にせず食べちゃってください。

栄養価もとても高く、いろいろな効果を出してくれるのに、味噌汁などで簡単に摂取できるので、料理が苦手な方でも扱いやすい調味料だと思います。

今まで赤味噌を使ってこなかった方も、ぜひこれを機に料理に活用してみてはいかがですか?

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