みりんは凍らないは本当なのか?その理由と適した保存方法を紹介!

みりんはアルコールが入っているので、お酒と同類で、凍らせても凍らないと一般的に思われています。

でも、本当に凍らないのでしょうか?

凍らない液体てあるのかな?と不思議に思いますよね。


ここでは、みりんは本当に凍らないのか?

また、みりんは冷蔵庫保存していいのか?など紹介していきたいと思います。



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本みりんは凍らないの?

簡単に言うと、アルコールは凍らないので、本みりんもアルコールが入っているので凍りません。

と言い切りたいのですが、全く凍らないわけではなく、一般的には凍りにくいのです。

アルコール度数と糖度が高いと、簡単には凍らなくなるのです。

ものが凍る温度のことを「凝固点」というのですが、この凝固点が、水に比べると、混合物であるみりんはとても低くなります。

ですが、絶対に凍らないわけではなく、凝固点を下げれば凍るのです。

ただ、一般のご家庭の冷凍庫だと、そこまで温度が低くないので、凍らないと思います。

現に、主人がアルコール缶を、キンキンで飲みたいからと冷凍庫に入れて忘れていたのですが、次の日に取り出したら中身はシャリシャリになっていました。

みりんも、冷凍庫に入れると水のように氷になるのではなく、シャリシャリになるのではないでしょうか?(やったことはないのでわかりませんが)

ただし、みりんを凍らすと風味も劣化しますのでおすすめしません。

本みりんは冷蔵庫保存していいの?

みりん風調味料はアルコールが1%未満のため、抗菌作用が弱く、雑菌などが入ると劣化しやすくなるため、冷蔵庫保存を推奨されています。

パッケージにも、開栓後は要冷蔵と書いてあると思います。

しかし、本みりんに含まれている糖分は、冷蔵庫へ入れると結晶化しやすくなるため、冷蔵庫保存よりも冷暗所の方が適しています。

また、本みりんはアルコール度数が高いため、開封後も常温で保存できます。

お酒と同じ考え方で、ウイスキーや焼酎など、冷蔵庫に入れないのと同じように(キンキンに冷えているのが好きな方は別ですが)本みりんも入れません。

本みりんを冷蔵庫で保存すると、結晶ができたり風味も劣化してしまうので、常温の冷暗所保存をおすすめします。

ですが、絶対にダメなわけではなく、結晶化しても品質に問題なく、温めれば戻るので、冷蔵庫保存もできなくはないですよ。

みりんを使って下味冷凍はおすすめ

みりん単体だけの冷凍はできませんが、みりんを使った下味冷凍はおすすめします。

みりんには、煮崩れさせない成分があるため食材を冷凍する時には活躍します。

特に、魚や肉を冷凍するときに、みりんを混ぜた調味料で下味冷凍しておくと、解凍した時のパサパサ感がなくなります。

また、旨味も閉じ込めてくれるので、味も染み込みます。

特に魚のみりん干しは、下味冷凍をすると味が染み込みますし、そのまま焼けるのでおすすめですよ。

そのままみりんを含んだ調味料で調理するとパサつきがちな鶏胸肉も、下味をつけ、つけ置き冷凍しておくと、焼いた時にしっとりと仕上がります。

みりん単体では凍らなくて、冷凍保存もできない調味料ですが、下味をつけて冷凍しておきたい時には、逆に役立ちますよ。

みりんの賞味期限が迫っていて大量消費したい時は、下味冷凍をして活用するといいかもしれませんね。

捨てるのはもったいないので、食材を使ってうまく活用してみてくださいね。




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みりんが凍らないのは本当?【まとめ】

今回は、みりんはなぜ凍らないのか、冷蔵庫で保存できるのか、など解説してきました。

冷蔵庫で保存すれば、なんでも安全と思いがちですが、そうではない調味料もあるのですね。

また、単体だと冷凍できないけど、下味付けとして使うなら冷凍はおすすめできるなど、使い方によっても性質が変わってきます。

みりんは体にいいものなので、たくさん摂りたいところですが、使い方を間違うと効果を発揮しないので、いい状態で安心して使っていきたいですね。

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