煮物は何日持つ?火入れのタイミングや保存のコツをご紹介!

「煮物って何日持つの?」

保存する際に気になるのが日持ち。そこで、煮物の日持ちや保存の際に気を付けるポイントについてまとめました!

煮物の日持ちは「常温で数時間」「冷蔵で3日~5日」「冷凍で1カ月」が目安です。


おいしく、安全に煮物を保存するために重要なポイントは、「火入れ」と「煮汁」、それから「保存容器の衛生」です。

冷蔵で保存する場合は、毎日火入れするのが保存のコツ!加熱することで煮物の中で繁殖している雑菌を死滅させることができます。

濃い目の煮汁に浸る状態で保存するのも、雑菌を繁殖させないために大切です。タッパーや調理器具が不衛生だと、それも傷みの原因に。

それでは、詳しく見ていきましょう!



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煮物は何日持つの?保存方法別に解説!

煮物が何日持つのかは保存方法によって大きく変わります。

常温保存

常温で保存できるのは数時間程度です。半日以上放置するのはやめておきましょう。常温といっても、夏場や、冬の暖房が効いた部屋では常温保存できません。

基本的には、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫に入れるようにしましょう。


冷蔵保存

冷蔵庫で保存する場合は、3日~5日程度日持ちします。鍋のまま冷蔵庫に入れるか、清潔なタッパーに移して保存しましょう。

冷凍保存

冷凍保存する場合は1カ月程度日持ちします

ただし、冷凍保存に向かない食品もあるので、注意してください。こんにゃく、大根、豆腐、ナス、白菜などは冷凍すると食感が大きく変わってしまうことがあります。これらの食材は冷蔵保存できる内に食べきってしまうのがおすすめです。



煮物をおいしく安全に保存するコツ!

冷蔵保存する場合に重要なのが、「毎日の火入れ」と「濃い煮汁に浸しておくこと」です。

煮物で言う「火入れ」とは、煮物を火にかけて沸騰させることをさします。

火入れを行うことで、保存する内に増えてしまった雑菌を殺菌することができます。これによって、煮物が傷むのを遅らせることができるのです。

また、加熱することによって味の染み込みも良くなります。火入れは毎日行うようにしましょう。

塩分の濃度を高くすることでも雑菌の繁殖を抑えることができます。濃い目の味付けにして、その煮汁に浸らせておくこともおいしく安全に保存するコツの1つです。

毎日火入れすると必然的に水分が飛んでしまいますから、その分も加味してたっぷりの煮汁で煮るのがおすすめ。煮詰まってきて塩辛くなってしまった場合は、加熱する前に少し水を加えましょう。



食品が傷みやすいのは食品のせいじゃないかも!?

「家庭で作った料理があまり日持ちしない」
「明日まで食べられるつもりだったのにもう臭いが気になる」

そんなお悩みの原因は、実は食品ではなく、調理器具にあるかも!

せっかく衛生的に作った料理でも、保存容器や調理器具が汚れていたら、そこから雑菌が繁殖してしまいます。

味見した残りを鍋に戻したり、味見で口をつけた箸で保存容器に移し替えたりしていませんか?ついやってしまいがちな行為ですが、口内の菌が食品に移ってしまい、傷みを早くさせてしまいます。

特に注意してほしいのが、タッパー!

加熱した鍋のまま保存する場合と違って、タッパーに移して保存する場合は、容器についている菌がそのまま生きています。蓋のデコボコや洗いにくい角などに汚れが残っていると、そこから菌が繁殖して食品が腐ってしまう原因になります。

タッパーで保存する場合は、タッパーを綺麗に洗い、さっと消毒してから料理を詰めると安心です。



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煮物って何日持つの?【まとめ】

煮物って何日持つの?という問題について解説しました。

煮物は保存方法によって何日持つのか変わってきます。常温なら数時間、冷蔵なら3日
~5日、冷凍なら1カ月程度です。

暖かい環境では常温で保存できません。粗熱が取れたらできる限り早く冷蔵庫に入れましょう。冷蔵保存する場合は、濃い目の味付けにして、毎日火入れすることが大切です。

塩分濃度の高い煮汁に浸しておくことも重要です。加熱することで水分が飛んでしまいますから、煮汁はたっぷり作りましょう。

また、保存容器や調理器具の衛生管理も大切です。タッパーを使用する場合は、綺麗な状態で使いましょう。

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