きゅうりはお弁当に入れても大丈夫?食中毒の原因になることも?!

お弁当にもよく使われるきゅうりですが、食中毒の原因になることもあります。特にお弁当は作って時間がたってから食べ、常温で保存されることも多いです。

魚や肉だけでなくきゅうりなどの生野菜も食中毒が大丈夫か心配になりますよね。


サラダや漬物など生で食べることが多いきゅうりは加熱した野菜よりも菌が残りやすいので、きちんとした方法でなるべく菌が残らない方法でお弁当に入れるようにしましょう。

きゅうりを安心してお弁当に入れるための方法をご紹介します。



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きゅうりはお弁当に入れても大丈夫?

きゅうりは食中毒の原因になってしまうこともあります。特に夏はよく食べる野菜なので大丈夫か不安になりますよね。

きゅうりは生で食べられてお弁当にもよく使われる野菜の1つだと思います。

夏祭りの屋台で売られている冷やしきゅうりや高齢者施設で食べられた一夜漬けのきゅうりが食中毒の原因になったこともあります。

きゅうりを含め生野菜をお弁当に入れる時には、よく洗って水分を拭き取る用にしましょう。

そして、きゅうりの場合は、イボの部分に菌がついていることが多いので意識して洗うようにし、皮をむくとさらに安心ですね。

ただ、皮をむいてしまうと緑の彩りが欲しくて入れている場合には物足りなくなってしまいますよね。そんなときは、さっと熱湯で茹でるのがおすすめです。

食感もほとんどかわらないですよ。加熱後はしっかりと水気を拭き取るようにしてくださいね。

学校給食は全ての食品で原則加熱が必要なので、ポテトサラダに入れるきゅうりなども加熱されています。

私も初めて栄養士の勉強中に見たときにはびっくりしましたが、食べてみると塩もみして入れるのと全くかわらなかったので大丈夫ですよ。


お弁当では避けたいきゅうりの調理方法

きゅうりは94%ほどが水分で、とっても水分が多い野菜です。

食中毒を防ぐには水分と温度に気を付ける必要があります。

そのためきゅうりの調理方法もなるべく水分が出ない調理方法にしたり、冷蔵保存が必要な食材と合わせるときには必ず加熱したりすることが必要です。

1.きゅうりをマヨネーズと和える

きゅうりとマヨネーズの相性はとってもよく、サラダなどよくマヨネーズと組み合わせた料理をお弁当に入れることもあると思います。

ポテトサラダはお弁当の定番でもありますし、子どもが好きなマヨネーズと組み合わせて野菜を食べさせたいという親の思いもあると思います。

しかし、マヨネーズときゅうりを和えるときゅうりから水分が出やすくなります。またマヨネーズは冷蔵保存が必要なので、特に夏場はお弁当に使うことはおすすめできません。

どうしてもマヨネーズを使いたい場合は和えるのではなく上からかけることで水分が出るのを抑えることができます。

また、サンドイッチにマヨネーズをぬってきゅうりなどを挟むのもお弁当の衛生的にはよくないので注意してくださいね。

2.ちくわきゅうり

お弁当の定番「ちくわきゅうり」。ちくわの穴にきゅうりを入れた料理です。

きゅうりを生で使うことと、ちくわも冷蔵保存が必要な食品なので特に夏場は気を付けたいです。

お弁当の隙間を埋めるのに便利なおかずなので、どうしても入れたい場合は加熱をしましょう。そして、粗熱をしっかりとってからお弁当に詰めるようにしてください。

お弁当でもっと安心してきゅうりを食べる方法

きゅうりの避けたい調理法をご紹介しましたが、きゅうりをお弁当で使えなくなると彩りおかずに困りますよね。

そこでお弁当にきゅうりを入れる時におすすめな調理をご紹介します。

1.ピクルスなど酢に漬ける

きゅうりや他の野菜を酢に漬けてピクルスにするのがおすすめです。
酢には抗菌作用があり生のきゅうりや野菜も傷みにくくなります。

また、ピクルスにするとさっぱりしていて濃いめに味付けをするお弁当の箸休めや、食欲が落ちやすい夏のお弁当にもぴったりです。

2.梅干しと和える

梅干しには殺菌・防腐効果があります。その梅干しと和えることできゅうりの菌の増殖を抑えます。

きゅうりは先に塩もみし余分な水分を絞っておくようにしましょう。

3.きゅうりの漬物を入れる

漬物は濃い塩分や酢が使われていて発酵による抗菌作用があります。

ただし、手軽にできる浅漬けには抗菌作用がないので注してください。

浅漬けに抗菌作用がない理由は、加熱工程がないことと発酵もさせないためです。

漬物として考えるのはやめた方が良さそうです。



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きゅうりはお弁当に入れても大丈夫?【まとめ】

・きゅうりは食中毒の原因になることがある
・きゅうりをお弁当に入れる時にはしっかりと洗い水気をふく
・きゅうりは特にイボの部分に菌が増殖しやすいので、よく洗い皮をむいたり茹でるなど加熱したりする方がよい
・お弁当の衛生的には、マヨネーズで和えたり要冷蔵の食品を組み合わせたりしない方がよい
・酢や梅干し、発酵など抗菌作用や防腐効果があるものにしたり、組み合わせたたりするのがおすすめ

きゅうりはお弁当の定番おかずの1つですが、生で食べられて便利な反面、生だから気を付けないと食中毒の原因になってしまいます。

水分と温度に気を付けて大丈夫と思えるお弁当をつくって食べるようにしたいですね。

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