しゃぶ葉でクオカードは支払いに使える?その【衝撃】の理由とは?

皆さんは「クオカード」をご存知でしょうか?クオカードは1987年創業以来、8億枚以上のカード発行実績を誇る日本を代表するギフトカードです。

その手軽さから、現在の加盟店は全国で57,000店以上に及びます。コンビニやドラッグストア、書店やガソリンスタンドと使えるお店は多岐にわたります。しかし、意外とファミレスでは使える店舗が少ないのが実情です。


そこで今回はすかいらーくグループが運営するしゃぶしゃぶ食べ放題の「しゃぶ葉」を例に挙げ、「しゃぶ葉とクオカード」というテーマでお話ししたいと思います。

先に申し上げますが、残念ながらしゃぶ葉ではクオカードを使うことが出来ません。

すかいらーくグループは2018年6月30日をもちましてクオカードの取り扱いは終了しております。
それ以前のすかいらーくグループでは使えていたのですが、しゃぶ葉に於いては創業当初から取り扱っておりませんでした。

なぜなのか?また、クオカード以外の決済方法は何があるのか?色々疑問がわいてきますね。ここでは全てお答えしたいと思います。

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しゃぶ葉でクオカードが使えない理由

ではなぜ使い勝手が良いクオカードの取り扱いを辞めてしまったのか?
また、しゃぶ葉に於いてはなぜ初めからクオカードを導入しなかったのか?

この疑問に、元すかいらーくグループの店長を務めてきた私が推測を含めてお答えしたいと思います。

一つ目の理由としては、SuicaやPASMOなどに代表される交通系ICカードの台頭です。
それにより小銭いらずの簡単決済はこれらにとって代わりました。その後の交通系ICカードの普及率は皆さんがご存知の通りです。そのタイミングで「しゃぶ葉」が誕生したのです。

二つ目の理由としては、煩雑化するレジ会計の簡素化です。
すかいらーくグループではお客様の為に常に新しい会計方法を導入し続けてきました。

その為、レジ周りはその会計を処理するための付属機器でいっぱいでした。その中でもクオカードは最も利用頻度が低く、お客様にご迷惑をかけないものの一つと判断されたのでしょう。

三つ目の理由としては、レジサービスの向上です。
先ほども申し上げましたが、クオカードはとても利用頻度の低い決済方法でした。(すかいらーくの場合)その為、たまに使われるお客様がいらっしゃると、特に新人の店員は戸惑ってしまいました。

それによりレジに列が出来てしまうこともありました。

以上が主だった理由です。あくまでも元店長が推測を交えてお話ししておりますので、その点ご了承ください。


しゃぶ葉で使える電子マネー

しゃぶ葉でクオカードが使えないのは大変残念です。

しかし、それに代わる決済方法がどんどんと登場しております。しゃぶ葉で使える交通系ICカードをここでご紹介しておきます。ご確認の上、お出かけになることをお勧めします。

2019年8月現在、しゃぶ葉で使える交通系ICカードは
「iD・楽天Edy・QUICKPay+・Kitaca・PASMO・Suica・manaca・TOICA・ICOCA・nimoca・はやかけん・SUGOCA」となっております。その他、各種クレジットカードなどにも対応しております。

クオカードが使えるファミレス

それでも「ファミレスでクオカードが使いたい」という方、現在日本のファミレスでクオカードが使えるのは日本三大ファミレスの一つ、「デニーズ」のみです。

その他、カフェであれば上島珈琲店、UCCカフェプラザ、MELLOW BROWN COFFEE、カフェコンフォート、CAFE NORTH GATE52、珈琲所 コメダ珈琲店(岩倉川井町店、桃花台店のみ)などで使うことができます。


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しゃぶ葉でクオカードは支払いに使える?【まとめ】

長くすかいらーくではクオカードを取り扱ってきました。それゆえ、廃止を決定したときは苦渋の決断だったと思います。

それに代わる決済方法の普及速度などを考慮すると、時代の流れと言わざるを得ません。

今後、しゃぶ葉でクオカードが導入される可能性はとても低いかと思います。本当に残念ではありますが、気持ちを切り替えてゆきましょう。

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