キウイは野菜か果物かどっちなの?正しい見分け方を徹底解説!

みなさんはキウイをよく食べますか?スーパーなどでよく見かけ、安価で栄養価も高い食べ物として買う人も多いでしょう。

ちなみにみなさんはキウイが野菜か果物、どっちに分類されるか、説明できますか?

キウイは果物に分類されます。簡単にいうと、木に実がなって毎年収穫できるからです。


木になるものが果物、木にならないものが野菜というのが一般的な分け方になっています。

キウイに限らず、野菜か果物の見分けが難しい食べ物って結構ありますよね?そもそも野菜と果物を明確に分ける基準は存在するのでしょうか?

今回は、野菜と果物の見分け方について解説していきたいと思います。これを知ると買い物するときに楽しくなると思うので、最後まで読んでくれたらと思います。



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キウイは野菜と果物の見分け方とは?

「野菜か果物どっち?」と悩む人のために、果物と野菜の一般的な見分け方を話していきます。

まず、果物の見分け方のポイントは大きく以下の2点です。

(1)木の実をつけること
(2)3〜4年以上木から成長して、その後に実をつけるようになること

モモやサクランボ、ブドウなどは全て木に実をつけますね。

そして、苗木を育てて1年では実を結ばず、3年以上、長くて6~8年を要します。

「桃栗3年、柿8年」ということわざの通り、果物は生育に比較的時間がかかります

次に野菜の見分け方のポイントを見ていきます。野菜であるポイントは一般的に以下の2点で
す。

(1)田畑で栽培されている作物であること
(2)1年ごとに作物を植え替えをしたり、栽培をしたりするもの

これらは割と想像しやすいかもしれません。

きゅうりやナスのように、土から栽培するものやジャガイモやニンジンなど、土から掘り起こすようなものは野菜と考えてよいでしょう。

野菜は何年もかけて栽培するイメージはありませんよね。春に種をまいて、夏から秋にかけて実を結び、収穫するような約1年の短期間のスパンで生育ができます。

以上のことから考えると、キウイは果物と見分けるのが妥当ですね。

キウイは、マタタビ科のつる性植物に分類されます。

見たことがある人も多いとは思いますが、木から長いつるが絡まりあっていて、そこから下に枝が伸び末端に果実が垂れていますね。

キウイは苗木を植えた後、約5~6年をかけてつるを伸ばしてゆき、果実をつけるようになります。そのままにしておくと、つるが伸びっぱなしになってしまうので、つるを固定するためにキウイ棚をもうけて、枝を固定していきます。

野菜や果物の見分けで悩む食べ物はキウイ以外にもある!

キウイ以外にも「これって野菜か果物かどっち?」と見分け方に疑問に思うような作物があると思います。

ここからはみなさんが疑問に思うであろういくつかの作物を解説していきたいと思います。

まずは、スイカです。

スイカは野菜に分類されます。食後のデザートに食べるイメージ、甘くみずみずしい感じから果物のような感じがします。

すいかは畑に苗木を植えて生育させます。

春に苗木を植えて、夏に実が大きくなり収穫することができます。1年以内のスパンで、植え付けから生育が可能な作物なので、分類上は野菜ということになります。

次にパイナップルです。どっち?と迷う間もなく、果物でしょ、と迷いなく答える気持ちは分かります。

ただ、パイナップルがなっている姿をみたことはありますか?

木ではなく、パイナップル苗の上に実をつける、しかもパイナップル畑で生育していることから分類上野菜なのではないかと考える人もいるでしょう。

パイナップルも果物に分類されます。パイナップルは苗を植えてすぐに実を結ぶわけではありません。苗を植えてから約3〜4年を要します。

生育期間に数年かかるのですぐにできる野菜とちがい、果物に分類されます。これは理由が少し難しかったかもしれません。

野菜か果物の明確な分類基準は存在しない!見方によっても変わってくる!

野菜か果物かを分類する正確な基準はありません。見方によって、野菜か果物の定義が変わるため、一概にこれ!というものはないからです。

今まで紹介してきた見分け方はあくまで、生育状態からの見分け方で、これが一般的な分類法といわれています。

つまり、作物を植物という目線で見て、植物の形態や機能の面で野菜か果物かを判断しているのです。

生育以外の見方として、生産流通においての見方があります。

その作物の生産者や販売者、消費者の見方でも変わることがあるのです。例えば、生産者にとっては、「野菜」として作物を育てるものが、スーパーや青果店などの販売者は「果物」としてその作物を仕入れ、消費者は、「果物」としてデザートに利用するかもしれません。

今回のキウイであれば、生産者は木になる、何年もかけてようやく実を結ぶことを知っていることから、「果物」として認識しています。

販売者によって果物コーナーに置かれ、私も含め多くの消費者は、そのままデザートで食べたり、杏仁豆腐のようなスイーツの飾りで出てくるのをよく見るので、「果物」として購入していきます。

人によっては、サラダやお肉を柔らかくするのに使用するから、なんとなく「野菜」と感じる人もいるかもしれません。

トマトのようにちょっと酸味やキウイ特有の青臭い感じによって、「野菜」と判断する人もいるでしょう。

調理法や味など個人の感覚によって、野菜か果物、どっちかを判断することもあります。



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キウイは野菜か果物かどっち?【まとめ】

野菜か果物どっちなのかの見分け方は、一般的には生育の方法で見分けますが、正確な基準というものは存在しません。

特に生産から流通、消費の面においては、立場によって野菜か果物の見分け方が変わる場合があるからです。

キウイは一般的に「果物」に分類され、生産者や販売者も「果物」としてあつかうことが主流です。消費者においては、調理法や味などで見分けていることもあります。

この見分け方が絶対に役に立つかどうかは分かりませんが、知っておいて損はないでしょう。是非周りの人に教えたり、雑談のネタとして使ってみてはいかがでしょうか?

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