シークワーサーをそのまま食べる事はできるの?収穫時期や完熟度の選び方を解説!

甘酸っぱさとほのかな苦味が特徴的なシークワーサー。最近では、スーパーなどでも見かけるようになり身近な果物となっています。


シロップ漬けなど、イメージ的にはシークワーサーは、何らかの加工や手を加えてから食べるかんじでしょう。



シークワーサー本来の味をじっくり味わいたい方には、そのまま生で食べることができるのか気になるところですね。


結論からいうと、みかんのように皮を剝いて生で食べることはできますが、成熟していない状態では、酸っぱさや青臭さがあり、あまりおすすめはしないです。


ですが、生の状態でいろんな用途に使用するのはとてもおすすめできます。今回はシークワーサーを生で食べることができるのか?そして、その方法を具体的にご紹介していきます。



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シークワーサーはそのまま食べる事ができるの?

まずはシークワーサーの美味しい時期について解説します。


沖縄が主な産地で大体8月〜2月くらいに収穫されます。


8月〜12月に収穫されるものは、比較的青みがあり酸っぱさがあるので、ジュースなどの加工用や青い状態の果実のまま出回ることが多いです。


12月~2月に収穫されたものは、黄色く熟しており、中を切ると果肉がオレンジ色になっています。熟した状態になるので生の状態で青果コーナーなどに出回ることが多いです。


シークワーサーの収穫時期により、成熟度が異なるため、出回る形が異なることを理解しておいて下さい。



シークワーサーをそのままで食べる!生の状態で食べられるには?

冒頭でも述べた通り、シークワーサーを生で食べるのは可能ですが、それは12月〜2月に収穫される成熟したものを選びましょう


皮が黄色みがかり、果肉がオレンジ色の場合は、甘みが出ていて、ほんのり酸味と苦味のバランスが絶妙です。


逆に8月〜12月の比較的早い時期に取れるものは、まだ青みががっていて苦みも強いので、生のまま食べるのはおすすめしません。


食べ方としてはみかんのように普通に皮を剝いて一房ずつ召し上がって下さい。


ただし、成熟していても、実際食べてみるとなんだか酸っぱい、苦味が強い、なんてこともあるかもしれません。


成熟したものすべてが甘さがあって美味しく食べられるわけではないので、このような果実を見つけた場合は、無理して生で食べずに、加工してから食べるようにしましょう。


生で食べられなくても大丈夫! 生のままで食べにくい果実の調理法

見た目は成熟しているように見えても、実際食べてみたらそんなに甘くない、苦かった場合の美味しく食べる調理法を紹介します。

次の2つのレシピをご紹介します。


※ジュース
※ジャム


まずジュースですが、完全に成熟していなくても、わずかに甘さがあるのでその甘さを最大限引き出せるようにしていきます。


炭酸水と生で食べにくいシークワーサー2〜3個、はちみつ(無ければ砂糖)を用意して下さい。

シークワーサーの果実をしぼり、はちみつや砂糖を加えて味を調節していきます。

はちみつや砂糖によってシークワーサーの甘さが引き出せるようにして下さい。あまりはちみつや砂糖を入れすぎて、シークワーサー本来の甘さや味が消されないようにするのが大切です。

後はその原液を炭酸水で割って完成です。甘さが足りなければ、はちみつや砂糖を、酸っぱさや香りが足りなければ、シークワーサーの果汁を少し加えてあげましょう。


次にジャムは、成熟した果肉だけでなく、青いままのシークワーサーでも美味しくできます。


お好みの量のシークワーサーの皮をまず刻みます。果肉の方も果汁を絞って、刻んだ皮と果汁と同じ量の砂糖を入れ、中~弱火で煮込みます。焦げないように軽く混ぜ続けていきます。

全体がトロっとしてきたら、火を止めて冷蔵庫で冷まして完成です。

成熟したシークワーサーでは甘さが強めの、青い未成熟のシークワーサーでは青々しいさっぱりした感じのジャムができます。それぞれ味の違いを楽しんでみるのもいいです。



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シークワーサーをそのまま食べることはできるの?【まとめ】

シークワーサーを生で食べるにはまず、成熟していることを見分けることです。


表面全体が黄色くなっていることがポイントです。素材の味が知りたい方なら、試しに生で食べてみるのもいいと思います。


成熟していない、成熟していても甘くない場合でも、シークワーサーを美味しく食べることができます。

むしろ、持っている甘さを引き出すことができれば、より一層おいしく食べることができるのです。

生、加工などいろんな食べ方に是非、チャレンジしてみて下さい。

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