グラタンの予熱・焼き時間・温度や、オーブンorグリル、正解は?

寒い時期には特に食べたくなるなる、グラタン!私はシンプルなのが好きです。程よく焦げ目の付いたチーズと、ホワイトソースやマカロニが絶妙に合わさって、まぁ美味しいこと♪

ただ、自宅で作るとなると一見手間がかかりそうな印象がありませんか?あるいは、実際に作ってはみるものの、その完成品は、なぜか頭でイメージしていたいい感じの出来上がりにならない⤵とか。


グラタンを上手く仕上げるためは、

1.必ず予熱をしておく
2.機器(オーブン・グリル等)の使い方
3.適する温度設定と焼き時間で仕上げる

これらのポイントを押さえておくことです。さっそく、詳しく見ていきましょう。



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グラタンの焼き時間は?

グラタンをきれいに仕上げるためには、しっかりと予熱をしておくことが重要です。オーブンの予熱温度は、最低でも200度、出来れば220~250度程度が理想的です。グリルであれば、3~5分程度の予熱を目安にします。

オーブンレンジであれグリルあれ、高温になったところへグラタンを投入しましょう。予熱無しに焼き始めてしまうと、思ったように焼き目が付かないことや、中心部分の温度にムラが出てしまうことが容易に考えられます。

あるいは、中心部に火が入る前に表面が乾燥してパサついてしまうことや、パン粉やチーズに焦げ目が付かず、トロけるだけになってしまう可能性もあります。

いずれにせよ、この【機器の予熱作業】は必須ですので、忘れずに行いましょう。


※豆知識…[予熱]と[余熱]の違いについて。
⇒[予熱]は、前もって機器を温めておく作業のこと。食材を均等に加熱し、焼きムラを防ぐために行う。[余熱]は、加熱調理後の、食材の中に残った熱のこと。余熱を利用した加熱調理法を俗に『余熱で火を入れる』と呼ぶ。



機器(オーブン・グリル等)の使い方

使う機器ですが、必ずしもオーブンでないといけない訳ではありません。魚焼きグリルやトースターでも、使い方によっては上手に仕上がります。

一番調整がしやすいという意味で、オーブンは便利でしょう。予熱の温度設定も出来ますし、じっくり加熱するので焦げにくく、中までしっかり加熱が可能です。

グリルやトースターでも、適した使い方をすれば問題ないです。オーブンに比べて焦げやすいですが、逆に焼き目を付けるだけで良いのであれば、魚焼きグリルやトースターは便利です。

また、温度設定を低くして、アルミホイルを被せるなどして焦げにくくしてあげれば、オーブンで焼いたものと同じように出来ます。ただやはり、オーブンに比べて、調整はしにくいでしょう。



適する温度設定と焼き時間で仕上げる

*適する温度設定

⇒オーブンであれば予熱の温度に合わせて、最低でも200~220度程はほしいです。中身がグツグツの仕上がりにしたいようであれば、240~250度は必要でしょう。グリル・トースターでは、強火だと焦げ付いてしまうので、弱火~中火が良いでしょう。


*焼き時間の設定

⇒3~5分程度で良い場合、5~10分程の場合、15~25分程度必要な場合のように、いくつかのパターンに分かれます。

焼き時間を左右するのは、“焼く直前のグラタンの状態”つまり、具材が温かいか冷たいか・具材が生・半生で、加熱が必須かどうかということ。ついで、“仕上がりの想定”つまり、表面に焼き目を付けるだけなのか、中をグツグツ熱々に仕上げるのかということ。さらに“グラタンの総量”つまり、何人分のグラタンなのかということです。


*状況に合わせた焼き方

⇒中身が出来たてであり、具材の更なる加熱は不要、後はチーズが溶けてパン粉とチーズに焼き目が付けば完成という状態であれば、グリル・トースターでは3~5分程度で程よく焼目が付きます。オーブンであれば、2~5人分を5~10分程焼くと丁度良いでしょう。

また、具材の加熱が必須(生、半生)である場合、中身が冷めている場合、グラタンの中をグツグツに煮立たせた仕上がりにする場合は、オーブンにて、1~2名分を12分~18分、3~5名分は15~25分が程度が目安でしょう。

同じ条件であっても、グリルやトースターを使用する場合は焦げやすい為、アルミホイルを被せた上で、上記時間よりも手前で一度中の様子を確認するようにしてみましょう。状態を見て、追加が必要そうであれば、プラス3~4分焼くなどして、調整するのが良いです。

ちなみに、グツグツ熱々グラタンを目指す場合、焼く前にチーズをのせずに一度レンジで加熱しておくと、理想通りに仕上がりやすいですよ。



機器の個体差

オーブン・グリル・トースター、どれにでもあてはまりますが、メーカー・仕様・使用年数などで、加熱温度や仕上がり具合に違いが出ます。これを踏まえて、マイオーブンレンジ・マイグリル・マイトースターの特徴・状態を把握しておく必要はあるでしょう。

前述の設定温度や加熱時間も、あなたがお持ちの機器とピッタリ当てはまるとは限りません。よって、何度か試して頂くことで、ベストパフォーマンスにたどり着けると思いますよ。




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グラタンの焼き時間は?【まとめ】

ここまでの内容をまとめてみましょう。

1.必ず予熱をしておく
⇒オーブンでは最低200度、出来れば220~250度の予熱をかける。グリル・トースターでは、3~5分程度の予熱を行う。

2.機器(オーブン・グリル等)の使い方
⇒オーブン・グリル・トースター、どれでも調理可能。状況に合わせて使い分けしても良い。

3.適する温度設定と焼き時間で仕上げる
⇒200~250度設定にし、状況に合わせて、それぞれ5分・10分・20分前後の加熱をする。グリル・トースターでの加熱の場合は、弱火~中火にし、適にアルミホイルなどを使用する。


これらを目安に、理想のグラタンを目指してみてください‼

“トライ&エラー=成功” (^u^)⤴

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