味噌の常温保存、夏は腐る?未開封と開封後の保存方法や注意点も紹介

味噌は日本人のソウルフードなので、ご家庭に1つはいろんなタイプで味噌があるのではないのでしょうか?

でも、味噌って保存食だから常温保存していいのかな?開封後は冷蔵庫かな?


また、夏と冬でも保存方法は変わるのかな?と悩むところですよね。

今回は、味噌の保存方法や賞味期限など、紹介していきたいと思います。



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種類別の味噌の賞味期限

味噌の賞味期限は半年〜1年ほどが多いですが、味噌には、豆味噌、米味噌、麦味噌と種類が異なり、それぞれ賞味期限が異なります。

※豆味噌

豆味噌は、大豆、塩、水を原料としています。

甘味は少なく、渋い濃い味わいが特徴で、赤みがかっています。

賞味期限は、大体半年〜1年ほどです。

※米味噌

米味噌は、大豆、米麹、塩を原料としています。

一般的にご家庭でよく使われる味噌で、どんな料理にも合わせやすいです。

甘口〜辛口まで種類が多くあります。

賞味期限は、甘口の場合は3ヶ月〜半年、辛口の場合は3ヶ月〜1年ほどです。

※麦味噌

麦味噌は、大豆、麦麹、塩を原料としています。

香りも良く、塩分量が少ないのであっさりとしています。

賞味期限は、3ヶ月〜1年ほどです。



味噌の常温保存は夏に腐る?適切な保存方法

※未開封の味噌

味噌は、未開封であれば常温保存ができます。

直射日光を避けて、湿度が低く、温度も低めな冷暗所で保管しましょう。

ただし、夏や梅雨などの気温や湿度が高い時期は、未開封でも色味や風味が変わってしまう場合があります。

味噌を発酵させている「麹菌」は、気温が20度以上になると活動するとされていますので、真冬なら常温でも発酵が進みにくいですが、夏場は発酵してしまいます。

これは、未開封の味噌でも起こることなので、気になる方は、未開封でも冷蔵庫保存することをおすすめします。




※開封後の味噌

一度開封した味噌は、空気に触れないようにしっかりと密閉をしてから、冷蔵庫か冷凍庫で保存するようにしてください。

味噌は空気に触れると酸化しやすくなってしまいます。

また、常温保存すると、風味が変化したり、場合によってかカビが生えることがあります。

開封後は、夏場、冬場、関係なく3ヶ月〜1年以内に食べるようにしてください。

特に、だし入り味噌や減塩味噌は腐りが早くなるので注意してくださいね。




※一番いいのは冷凍保存

味噌は、冷凍してもカチカチに固まることはありません。

使う分をすくう時も、簡単にすくえるので冷凍しても問題ありません。

冷蔵保存でもいいのですが、冷蔵保存でも汁が出てきたりすることがあります。

一番いいのが冷凍保存です。

あらかじめ、すぐに使う分は冷蔵庫、他は冷凍庫などでタッパーに入れて分けておくと使いやすいですよ。




味噌の種類でも保存方法が変わる

(ここでいう味噌の種類は、赤味噌や白味噌などの、味噌の色をいいます。)

基本的には、未開封であれば味噌は常温保存できるのですが、中には要冷蔵の味噌もあります。

特に白味噌は、赤味噌と比べると塩分が低いので腐りやすくなります。

賞味期限も短めに設定されていますので、未開封であっても常温保存よりも冷蔵保存することをおすすめします。

また、パッケージに冷暗所保管と書かれているものは、できれば常温保存ではなく、冷蔵保存するといいそうです。




腐った味噌の見分け方

味噌が保存食なのに腐る?と疑問もありますが、もちろん腐ることだってあります。

白っぽいぷつぷつとしたものが表面に出ることがありますが、これは産膜酵母というもので、食べられます。
(気になる方はそこの部分だけ取り除いてください)

ですが、黒や青色でふわふわしたものがあったらそれはカビなので食べないでください。

また、においが酸っぱかったり、白味噌が黒くなっている、白味噌の袋がパンパンになっている、などした場合も腐っているので食べないようにしてください。



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味噌の常温保存は夏だと腐る?【まとめ】

味噌は保存食ですが、安易に常温保存すると夏場は腐ることもあります。

買ってきたら、冷蔵庫に入れて、できればタッパーなどに移し替えて冷蔵庫や冷凍庫で保存できると長持ちしますよ。

どちらにしても、開封後は風味が落ちてしまうので、早めに食べるようにしてくださいね。

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