白味噌がないときに代用はきくのか?家にあるもので代わりを探そう

味噌は各家庭、好みで置いてあるとは思いますが、白味噌を使いたいときに、白味噌がなくて困るときは、家にあるもので代用できることもあります。

あまり白味噌を使わない地域だと、家に常備しておくのも使わないと勿体無いですもんね。


今回は、白味噌の特徴を確認しながら、代用できるものを紹介していきたいと思います。



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白味噌とは?

まず大前提として、白味噌とは何かを確認しましょう。

白味噌は、名前の通り色が白くて、他の味噌よりも甘さがある味噌になります。

茶褐色の赤味噌とは、原材料は一緒なのですが、製法が違ってきます。

白味噌の原材料は、大豆・塩・水・麹になります

大豆を茹でて作るので、アミノ酸が煮汁に出て、メイラード反応が起きずに色が白いままになります。

(メイラード反応とは、醗酵・熟成期間にアミノ酸と糖が反応して味噌が茶褐色になることを言います)

通常、味噌は長期間醗酵させるのですが、白味噌の場合は、1週間〜1ヶ月と醗酵期間が短くなります。

白味噌の代用品

白味噌がない時は、あるもので代用してみましょう。

※合わせ味噌・みりん・砂糖

合わせ味噌があるご家庭は多いのではないでしょうか?

合わせ味噌は、しょっぱさがあるので、みりんや砂糖を加えて甘さを出します。

そうすると、白味噌に近くなるので、代用に向いています。

※赤味噌・みりん・砂糖

赤味噌も、みりんや砂糖を加えて塩分を和らげれらば、白味噌の代用となります。

ただし、元々の色味が強いので、見た目を白味噌のように変えることは難しいです。

白味噌を使う魚の西京焼きなどには向きませんが、煮物や味噌汁に使うならいいかもしれません。

白味噌の風味、色味、として使う場合はうまくいきませんが、代用として割り切るならありだと思います。

※西京味噌

こちらは、あまりご家庭にないかもしれませんが、もしあれば白味噌の代用になります。

西京味噌は、白味噌と同様に塩分濃度が低く、甘味があります。

米麹をたくさん使っているため、風味もあります。

白味噌を使ったお魚料理など、ちょっと上品な味わいにしたいときには代用としておすすめです。

※甜麺醤(てんめんじゃん)

中華料理でよく使われる甜麺醤があれば、こちらも代用できます。

ただし、甜麺醤は少し辛みがあるので、砂糖の量を減らして使うのがおすすめです。

炒め物や魚料理にも合うので、割と使いやすい調味料ですよ。



家でできる!?白味噌

実は、白味噌は麹があれば家でもできます。

材料は、大豆・麹・塩です。

塩麹があれば、大豆と塩麹だけでOKです。

大豆200グラム、麹500グラム、塩45グラムを用意してください。

大豆を一晩水につけて、つまんだときに大豆が潰れないくらいになればOKです。

大豆の皮が、つまんでつるっとむけるようになったら、皮をむいていきます。

皮をむいた大豆を、圧力鍋で10分煮てください。

大豆を煮ている間に、麹をフードプロセッサーで砕きます。

麹が細かくなったら、ボウルに移して塩と混ぜ合わせます。(塩麹の場合は省く)

茹でた大豆を潰します。

大豆が冷めたら、麹と混ぜます。

焼酎で消毒した容器に詰めて完成です。

ただし、味噌を保存する時は、しっかりと保存方法を守ってくださいね。



赤味噌の代用として白味噌は使える?【まとめ】

逆に、白味噌も赤味噌の代用として使うことができます。

白味噌を赤味噌の代用として使う場合は、白味噌に塩を加えたり、コチュジャンを加えると塩辛さが出せます。

ただし、白味噌を赤味噌のような独特な茶褐色にすることは期待しないでください。

やはりあの色味は、白味噌に何かを加えたことで出せるものではありません。

色味と風味が少し違うのは、ご理解の上で、といったところです。




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白味噌の代用できるものは?【まとめ】

今回は、白味噌は家にある他のもので代用がきくのかを紹介してきました。

中々、味噌はあっても白味噌が家にあるご家庭は、地域によって違うと思います。

いざ、白味噌を使った料理をしたいときに、材料がないと献立変更も困るところです。

でも、何か他の味噌があれば、代用できそうですね。

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