すき焼きに入れるお豆腐、絹ごしと木綿のどっちが正解?焼き豆腐の方がいい?

すき焼きにお豆腐は欠かせません。

甘辛い割り下と、お肉の旨みがたっぷりしみたお豆腐の美味しさ、たまりませんよね。

ところで、すき焼きに入れるお豆腐は絹ごしと木綿のどっちを使うべきなのか迷いませんか?
焼き豆腐が一般的によく使われますが、焼き豆腐は基本的に木綿豆腐から作られています。


もちろん、各ご家庭によってお好みの豆腐を使うのが一番です。

お肉が主役ではあってもお豆腐は大事な具材なので、より美味しく食べたいですよね。

この記事では、すき焼きに入れるお豆腐はどっちが正解なのか、それぞれの豆腐の製法や特徴についても触れながら詳しく紹介していきたいと思います。




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すき焼きに入れるお豆腐はどっち?

※絹ごしと木綿の違い

絹ごし豆腐と木綿豆腐ってどっちがどう違うの?と誰でも疑問を抱いたことがあると思います。

木綿豆腐はしっかりと固く、絹ごしはなめらかで崩れやすいですよね。
両者はそもそも製法から違います。

木綿豆腐は、豆乳を凝固剤で固めて一度崩し、水気を絞ってもう一度固める製法です。

その際に、豆腐を流し込む型に木綿の布巾を敷くので、布目の跡がそのまま豆腐に残ります。
絹ごし豆腐は豆乳を凝固剤で固めた後、崩さずそのままお豆腐にしたものです。

原料となる豆乳にも違いがあり、絹ごし豆腐の方がより濃い豆乳を使うため、豆の味を感じやすいです。

※焼き豆腐

焼き豆腐とは、水分をよく切った豆腐をあぶって焼き目を付けたものです。

市販の焼き豆腐は、殆どが木綿豆腐から作られていてしっかりした食感です。
あぶった風味というよりは焼き色が美味しそうですよね。

一般的に、絹ごし豆腐から焼き豆腐は作られませんが、木綿豆腐のぼそぼそした食感が苦手という方もいるかも知れません。

実は絹ごし豆腐から焼き豆腐を手作りする方法もあります。

絹ごし豆腐をレンジで加熱して水分をできるだけ抜き、キッチンペーパーで水気をよく拭き取った後、バーナーで表面をあぶるのが最も簡単です。

とはいえ、木綿豆腐に比べて崩れやすいのは否定できません。



すき焼きに向くのはどのお豆腐?

※絹ごしはあまり向かない

すき焼きは、肉を鍋で焼き、野菜や豆腐を加えて煮て食べる料理です。

豆腐を煮ると、どうしても崩れやすくなるので絹ごし豆腐はあまり向いていません。

どっちかと言うと、付け合わせの冷奴として食べるのが良いと思います。

※木綿豆腐がおすすめ

木綿豆腐は水分が少なめなので、味がしみ込みやすいという点からもすき焼きに向いています。

すき焼きだとお肉が真っ先になくなって、お豆腐は残りがちになってしまいますが、割り下をたっぷり吸った焼き豆腐も美味しいですよ。

どうしてもお豆腐が余ってしまったら、すき焼きの残ったお鍋に卵を落として、卵とじにしても絶品です。

※やっぱり焼き豆腐

有名店が監修したレシピもネット上で見ることが出来ますが、基本的にすき焼きには焼き豆腐が使われていることが多いです。

木綿豆腐がベースになっているので崩れにくく、味がしみ込みやすいこと、焼き目が美味しそうに見えることが焼き豆腐のメリットです。

手作りすることも出来ますが、スーパーでも安価で手に入るのでおすすめです。
もちろん、木綿豆腐でも焼き豆腐でもどっちでも変わらず美味しいですよ。



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すき焼きの豆腐ってどっちを使うの?【まとめ】

すき焼きに使うお豆腐は、木綿と絹ごしのどっちが正解なのか調べてみました。

絹ごしは豆乳をそのまま固めていることから、豆の風味が強く感じられますが、水分が多く崩れやすいのが難点です。

木綿豆腐は固めた豆腐を一度崩し、水気を切ってから固めたものです。

煮ても崩れにくく、水分が少ないので味がしみ込みやすいことから、「煮る」調理に向いています。
すき焼きに入れると、割り下で煮たお肉の旨みもたっぷりしみて、とても美味しくなります。

木綿豆腐から作られた焼き豆腐を使うと、焼き目がとても美味しそうです。



ご家庭ですき焼きを楽しむ時に、どっちのお豆腐を入れたらいいのか悩んだ時の参考になれば嬉しいです。

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